
アジア選手権は中国・武漢で23日に開幕。24日までに各種目1回戦を終え、4年連続の決勝進出を目指した高橋礼華・松友美佐紀が早々に姿を消した
各種目4枠ずつと国・地域ごとに付与される最大出場権を得た日本勢、ディフェンディングチャンピオンの桃田賢斗をはじめ、シードに入った上位陣は順当に勝ち上がった。ただ、女子ダブルス第2シードの高橋・松友は、昨年一度勝っている中国4番手の20歳ペア、ドン・ウェンジン/フェン・シュエインにストレート負けを喫し、初戦敗退となった
現在、世界ランク3位の高橋・松友は、アジア選手権が武漢開催となった2015年以降、◆1年目(15年)銅メダル◆2年目(16年)金メダル◆3年目(17年)金メダル◆4年目(18年)銀メダル――と、続けて好成績を残してきた。しかし5年目の今年は、1回戦負け。女子ダブルスではほかに、世界5位のグレイシア・ポリー/アプリヤニ・ラハユ(インドネシア)が、中国3番手ツェン・ユー(23)/リ・ウェンメイ(19)に敗れ、大会を終えている
一方、シードの外国勢に挑んだ日本選手のうち、西本拳太が第8シードのジョナタン・クリスティ(インドネシア)、金子祐樹・松友が第7シードのタン・チュンマン/ツェ・インシュー(香港)と、ランク上位の相手を打ち破り2回戦に進んだ
日本選手以外では、男子シングルスで第5シードのキダンビ・スリカンス(インド)と第6シードのアンソニー・シニスカ・ギンティン(インドネシア)が、ぞれぞれシェサル・ヒレン・ルスタビト(インドネシア)とウン・カロン(香港)に敗北。女子シングルス第7シードのソン・ジヒョン(韓国)はツァイ・ヤンヤン(中国)に不覚を取り、初戦で消えた
日本選手1回戦の結果
【男子シングルス】
桃田賢斗(第1シード)<21-18,21-17>(韓国)イ・ドンクン
(インドネシア、第8シード)<21-18,19-21,10-21>西本拳太ジョナタン・クリスティ
チェン・ロン(中国、第4シード)<21-19,21-13>常山幹太
サミール・ヴェルマ(インド)<21-13,17-21,21-18>坂井一将
【女子シングルス】
奥原希望(第2シード)<21-12,21-17>(韓国)キム・ヒョミン
山口茜(第3シード)<21-7,21-19>(スリランカ※予選勝ち上がり)カビディ・シリマンエイジ
プサルラ・ヴェンカタ・シンドゥ(インド、第4シード)<21-14,21-7>高橋沙也加
大堀彩<21-7,21-12>(ミャンマー※予選繰り上がり)テッター・トゥ-ザ
【男子ダブルス】
園田啓悟・嘉村健士(第3シード)<21-12,21-17>(香港)タム・チュンヘイ/チュン・ヨニー
遠藤大由・渡辺勇大(第5シード)<21-12,21-15>(タイ)キッティサク・ナマダシュ/ティン・イスリヤネト
<13-20棄権>ユン・ミンノク/チャン・タクチン(香港※予選勝ち上がり)小林優吾・保木卓朗
ツァン・ナン/リュウ・チェン(中国、第8シード)<21-16,21-14>金子祐樹・井上拓斗
【女子ダブルス】
(第2シード)<18-21,19-21>ドン・ウェンジン/フェン・シュエイン(中国)高橋礼華・松友美佐紀
永原和可那・松本麻佑(第3シード)<21-2,21-3>(ウズベキスタン)セヴィンチ・ソディコワ/グルアサール・ボキエワ
<棄権>ビビアン・フー/ヤップ・チェンウェン(マレーシア)米元小春・田中志穂
※福島由紀・廣田彩花(第1シード)は2回戦から登場
【混合ダブルス】
渡辺勇大・東野有紗(第3シード)<21-19,22-20>(タイ)ニピトポン・プアンプアぺト/サビトリー・アミトラパイ
権藤公平・栗原文音<21-15,21-18>(スリランカ※予選繰り上がり)サチン・ディアス/シリニ・プラモディカ・ヘンダヘワ
保木卓朗・永原和可那<21-19,13-21,21-18>(香港)チャン・タクチン/ウン・ウィンユン
(香港、第7シード)<19-21,17-21>金子祐樹・松友美佐紀タン・チュンマン/ツェ・インシュー
日本選手2回戦の対戦カード
【男子シングルス】
桃田賢斗(第1シード)対リー・チュクイウ(香港)
西本拳太対ウォン・ウィンキ(香港)
【女子シングルス】
奥原希望(第2シード)対ソニア・チア(マレーシア)
山口茜(第3シード)対ヨー・ジアミン(シンガポール)
大堀彩対チュン・ガンイ(香港)
【男子ダブルス】
園田啓悟・嘉村健士(第3シード)対モハマド・アリフ・アブドゥル・ラティフ/ヌル・モハド・アズリン・アユブ(マレーシア)
遠藤大由・渡辺勇大(第5シード)対アデ・ユスフ・サントソ/ワヒュ・ナヤカ・アルヤ・パンカルヤニラ(インドネシア)
【女子ダブルス】
福島由紀・廣田彩花(第1シード)対リ・インフェイ/ドゥ・ユエ(中国)
永原和可那・松本麻佑(第3シード)対リム・ミンフイ/ジン・ユージア(シンガポール)
【混合ダブルス】
渡辺勇大・東野有紗(第3シード)対リノブ・リバルディ/ピサ・ハニントヤス・メンタリ(インドネシア)
権藤公平・栗原文音対ユン・ミンノク/ウン・ツーヤウ(香港)
デチャポン・プアバラヌクロー/サプシリー・テラッタナチャイ(タイ、第4シード)対保木卓朗・永原和可那
プラビーン・ジョーダン/メラティ・ダエバ・オクタビアンティ(インドネシア)対金子祐樹・松友美佐紀