Chiharu/Nami into final in Singapore after failure in Canada

Chiharu SHIDA / Nami MATSUYAMA ~photo courtesy of Jane Piyatat

シンガポールオープン(SUPER500)準決勝、志田千陽・松山奈未組は前月敗れたドイツペアに競り勝ち、櫻本絢子・髙畑祐紀子高橋沙也加とともに、初めて上位大会で決勝に進んだ

志田・松山組にとって、6月カナダオープン(SUPER100)と同じ状況だった。相手はドイツのカーラ・ネルテ/イザベル・ハートリッヒ組で、勝てば櫻本・髙畑組が決勝で待つ。試合展開も、第1ゲームを先取しながら第2ゲームを失うところまで同じ。しかし、ファイナルゲームが違った。序盤からリードを広げ、後半14-14で追いつかれてもさらに攻勢をかけ、突き放して勝利をもぎ取った

先に決勝進出を決めた櫻本・髙畑組は、今大会第1シード、世界選手権でも第7シードに入っているタイのエースペア、ラウィンダ・プラジョンジャイ/ジョンコンパン・キッティハラクン組にストレート勝ち。初めて対戦した2年前のジャパンオープン、初戦で敗れた借りをきっちり返した

女子シングルスの高橋は、シンガポールオープンと同時期に行われているアジアジュニア選手権で昨年優勝した中国の18歳ハン・ユエに押され、第1ゲーム、最大6点差(6-12)をつけられる。それでもしっかり立て直し、ストレートで勝って、昨年まで追い続けていたスーパーシリーズ(SS)と同等の「SUPER500」のタイトル獲得に、あとひとつと迫った

日本勢以外では、台湾勢が男子シングルスのタイトルを手にすることが既に確定。また、インドネシアは、男子ダブルスと混合ダブルスのダブルタイトルを狙う

準決勝の結果

【男子シングルス】

チョウ・ティエンチェン(台湾、第1シード)<21-12,18-21,21-16>チャオ・ビン(中国)

スー・ジェンハオ(台湾)<21-15,21-11>グエン・ティエンミン(ベトナム)

【女子シングルス】

高橋沙也加(第5シード)<21-18,21-14>ハン・ユエ(中国)

②ニチャオン・ジンダポン(タイ、第2シード)<15-21,21-12,14-21>ガオ・ファンジエ(中国、第7シード)

【男子ダブルス】

ヘンドラ・セティアワン/モハンマド・アーサン(インドネシア、第5シード)<21-16,21-13>ライアン・アグン・サプトロ/アンガ・プラタマ(インドネシア)

②ツォウ・ハオドン/ハン・チェンカイ(中国)<17-21,24-26>レン・シャンユ/オウ・シュアンイ(中国)

【女子ダブルス】

①ラウィンダ・プラジョンジャイ/ジョンコンパン・キッティハラクン(タイ、第1シード)<17-21,19-21>櫻本絢子・髙畑祐紀子(第5シード)

②カーラ・ネルテ/イザベル・ハートリッヒ(ドイツ)<18 -21,21-17,16-21>志田千陽・松山奈未

【混合ダブルス】

タントウィ・アーマド/リリアナ・ナッチル(インドネシア、第1シード)<26-24,21-17>アクバル・ビンタン・カヨノ/ウィニー・オクタビナ・カンダウ(インドネシア)

ゴー・スーンフアト/シェボン・ジェミー・ライ(マレーシア、第2シード)<21-18,21-14>デチャポン・プアバラヌクロー/サプシリー・テラッタナチャイ(タイ)

決勝の対戦カード

【男子シングルス】チョウ・ティエンチェン(台湾、第1シード)対スー・ジェンハオ(台湾)

【女子シングルス】高橋沙也加(第5シード)対ガオ・ファンジエ(中国、第7シード)

【男子ダブルス】ヘンドラ・セティアワン/モハンマド・アーサン(インドネシア、第5シード)対レン・シャンユ/オウ・シュアンイ(中国)

【女子ダブルス】櫻本絢子・髙畑祐紀子(第5シード)対志田千陽・松山奈未

【混合ダブルス】タントウィ・アーマド/リリアナ・ナッチル(インドネシア、第1シード)対ゴー・スーンフアト/シェボン・ジェミー・ライ(マレーシア、第2シード)

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