Japan’s B-shuttlers good enough to reach Semis in SUPER500

シンガポールオープン(SUPER500)は20日までに各種目準々決勝を終え、下位の大会で結果を残してきた日本B代表の女子5人がベスト4に残った

「HSBCワールドツアー」上位大会東南アジア4連戦の最終週に開催されるこの大会に、日本は、マレーシア、インドネシア、タイを回ったA代表に代えて、B代表の少数精鋭を送り込んだ

日本バドミントン協会の独自規定により、B代表は原則、「SUPER500」(旧スーパーシリーズ同等)以上の上位大会にエントリーできない。ただ今年は、世界バドミントン連盟(BWF)が定めた大会スケジュールの関係で、この4連戦最後のシンガポールオープン(SUPER500)と、9月の3連戦最後に位置する韓国オープン(SUPER500)への出場を認めることがシーズン初めに決まった。さらに6月に入り、BWFの規定も鑑み、自国開催のジャパンオープン(SUPER750)への一部B代表(世界ランク上位者のみ)の出場を認める見直しが行われた

この貴重な機会を逃さず、今回、勝ち進んでいるのが高橋沙也加櫻本絢子・髙畑祐紀子志田千陽・松山奈未。とりわけ櫻本・髙畑組と高橋は今シーズンここまで、「SUPER300」(旧グランプリゴールド同等)以下の国際大会で優勝をそれぞれ4回、2回記録しており、その実力を証明。また、若い志田・松山組もこれで、「SUPER100」、「SUPER300」、「SUPER500」と続けてベスト4入りを果たしたことになる

元A代表の三谷美菜津も準々決勝まで勝ち進んだが、高橋との同国対決に敗れ、ベスト4には残れなかった

このほか、男子シングルスに五十嵐優、女子ダブルスに福万尚子・與猶くるみ組と新玉美郷・渡邉あかね組が出場したが、いずれも2回戦で姿を消した

準々決勝の結果

【男子シングルス】

チョウ・ティエンチェン(台湾、第1シード)<21-18,21-6>イ・ヒョンイル(韓国、第8シード)

チャオ・ビン(中国)<21-14,21-18>チョン・ウェイフェン(マレーシア)

イーサン・マウラナ・ムストファ(インドネシア)<15-21,15-21>グエン・ティエンミン(ベトナム)

ホワン・ユーシアン(中国)<15-21,21-6,16-21>スー・ジェンハオ(台湾)

【女子シングルス】

ハン・ユエ(中国)<21-11,19-21,21-14>ユリア・ヨセフィン・スサント(インドネシア※予選繰り上がり)

高橋沙也加(第5シード)<12-21,21-13,21-12>三谷美菜津

ガオ・ファンジエ(中国、第7シード)<16-21,21-16,24-22>ツァイ・ヤンヤン(中国)

ニチャオン・ジンダポン(タイ、第2シード)<25-23,21-16>チェン・スユ(台湾)

【男子ダブルス】

ライアン・アグン・サプトロ/アンガ・プラタマ(インドネシア)<棄権>マニーポン・ジョンジット/ボディン・イサラ(タイ)

キッティサク・ナムダッシュ/ティン・イスリヤネト(タイ、第3シード)<19-21,19-21>ヘンドラ・セティアワン/モハンマド・アーサン(インドネシア、第5シード)

ツォウ・ハオドン/ハン・チェンカイ(中国)<21-15,21-11>ヤン・ミンツェ/ポ・リウェイ(台湾)

レン・シャンユ/オウ・シュアンイ(中国)<9-21,21-16,21-15>モハマド・アリフ・アブドゥル・ラティフ/ヌル・モハド・アズリン・アユブ(マレーシア※予選繰り上がり)

【女子ダブルス】

ラウィンダ・プラジョンジャイ/ジョンコンパン・キッティハラクン(タイ、第1シード)<21-19,26-24>タン・ジンフア/ユー・シャオハン(中国、第6シード)

パタイマス・ムエンウォン/チャヤニト・チャラドチャラム(タイ、第4シード)<16-21,17-21>櫻本絢子・髙畑祐紀子(第5シード)

ツェン・ユ/ツァオ・トンウェイ(中国)<14-21,13-21>志田千陽・松山奈未

カーラ・ネルテ/イザベル・ハートリッヒ(ドイツ)<21-15,23-21>ユエン・シンイン/ウン・ツーヤウ(香港)

【混合ダブルス】

タントウィ・アーマド/リリアナ・ナッチル(インドネシア、第1シード)<21-16,21-15>リー・チュンヘイ/チャウ・ホイワー(香港、第7シード)

リャオ・ミンチュン/チェン・シャオフアン(台湾)<10-21,13-21>アクバル・ビンタン・カヨノ/ウィニー・オクタビナ・カンダウ(インドネシア)

デチャポン・プアバラヌクロー/サプシリー・テラッタナチャイ(タイ)<18-21,21-8,21-16>チャン・タクチン/ウン・ウィンユン(香港)

ゴー・スーンフアト/シェボン・ジェミー・ライ(マレーシア、第2シード)<21-17,21-13>リノブ・リバルディ/ピサ・ハニントヤス・メンタリ(インドネシア※予選勝ち上がり)

準決勝の対戦カード

【男子シングルス】

①チョウ・ティエンチェン(台湾、第1シード)対チャオ・ビン(中国)

②スー・ジェンハオ(台湾)対グエン・ティエンミン(ベトナム)

【女子シングルス】

高橋沙也加(第5シード)対ハン・ユエ(中国)

②ニチャオン・ジンダポン(タイ、第2シード)対ガオ・ファンジエ(中国、第7シード)

【男子ダブルス】

①ヘンドラ・セティアワン/モハンマド・アーサン(インドネシア、第5シード)対ライアン・アグン・サプトロ/アンガ・プラタマ(インドネシア)

②ツォウ・ハオドン/ハン・チェンカイ(中国)対レン・シャンユ/オウ・シュアンイ(中国)

【女子ダブルス】

①ラウィンダ・プラジョンジャイ/ジョンコンパン・キッティハラクン(タイ、第1シード)対櫻本絢子・髙畑祐紀子(第5シード)

②カーラ・ネルテ/イザベル・ハートリッヒ(ドイツ)対志田千陽・松山奈未

【混合ダブルス】

①タントウィ・アーマド/リリアナ・ナッチル(インドネシア、第1シード)対アクバル・ビンタン・カヨノ/ウィニー・オクタビナ・カンダウ(インドネシア)

②ゴー・スーンフアト/シェボン・ジェミー・ライ(マレーシア、第2シード)対デチャポン・プアバラヌクロー/サプシリー・テラッタナチャイ(タイ)

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