Ayako/Yukiko maybe ready for 500 after winning three consecutive 300

Ayako SAKURAMOTO / Yukiko TAKAHATA ~photo courtesy of Kate TAN, Media Manager (photographer : Victor Yan)

オーストラリアンオープン決勝、櫻本絢子・髙畑祐紀子組は、現世界ジュニアチャンピオンの韓国ペアを退け、「SUPER300」出場3大会連続優勝を遂げた。ただ、B代表の2人が次に目指す「SUPER500」に挑戦(出場)するには、日本には壁がある

前週のニュージーランドに次いで、オセアニア遠征2連勝に挑んだ櫻本・髙畑組は、オープニングゲームを23-21で競り勝つ。第2ゲームは6-9とリードを許すが、ここから8連続得点で試合の流れを呼び戻すと、勢いに乗り、20-13と7つのマッチポイントを握る。ところが優位に立ったこの場面で、過去の国際大会決勝で露呈した、勝利を目前にしながら連続得点を許してしまう詰めの甘さが出て、5点を献上してしまう。それでも最後は21-18で何とかストレート勝ちし、スイスオープン(2月)、ニュージーランドオープン(5月)、オーストラリアンオープン(5月)と、出場した「SUPER300」3大会続けての優勝を成し遂げた

この遠征、2人にとって課題があらためて浮き彫りになった。昨年のニュージーランドオープン決勝、ファイナルゲーム19-16とリードしながら逆転され、19-21で敗れて悔しい思いをした。今年のニュージーランドオープン決勝は、第1ゲームを先取し、第2ゲーム20-17とマッチポイントをつかんだ後、大事には至らなかったものの、連続失点で1点差まで詰められた。そして今大会も、最終盤で20-13から20-18まで追い上げを許してしまった

同時に、大きな成果と自信になったことも間違いないところ。現在、世界ランキングで日本6番手の櫻本・髙畑組は、この優勝で7,000ポイントを上乗せし、世界ランクを37位から20位近くまで上げてくる。ただ、B代表のため、日本の独自規定により、次に目標とするべき「SUPER500(=SS同等)」以上の大会への出場は制限される

各種目本戦出場枠32(予選なし)、自国開催のジャパンオープン(9月、SUPER750=SSプレミア同等)には、世界ランクで見れば出場が可能だが、日本バドミントン協会が現状、出場資格を「A代表」と規定しているため、エントリーできない。B代表のまま、日本の規定を超越して出場できる(=出場が義務化される)条件として、7月5日付世界ランキングで世界10位内というのがあるが、6月のUSオープン(SUPER300)にエントリーしておらず、その後、出場できる上位大会がないことから、これに届くのは実質不可能だ

6月末~7月にかけて4週連続で開催される上位大会東南アジア4連戦(マレーシア、インドネシア、タイ、シンガポール)の最後に位置するシンガポールオープン(7月17~22日)が、日本バドミントン協会がB代表の出場を認める、今シーズン最初の「SUPER500」となる

Ayumi MINE ~photo courtesy of Kate TAN, Media Manager (photographer : Victor Yan)

一方、女子シングルスで最終日のコートに立った峰歩美は予選から準決勝までの5試合、1ゲームも落とさず勝ち上がってきた。しかし決勝では、昨年の世界ジュニア銅メダリスト、中国の18歳ツァイ・ヤンヤンにストレートで敗れ、優勝を逃した

SUPER300ではこの大会の前まで、2戦目のスイスオープンで高橋沙也加、3戦目のドイツオープンで山口茜、4戦目のニュージーランドオープンで高橋(沙)と、この種目、日本勢が3連勝中だったが、ここで途切れた

結果として、今大会、日本勢が獲得したのは、女子ダブルスのタイトル1つとなった

ちなみに昨年は、スーパーシリーズ(=SUPER500同等)の格付けにあり、A代表の奥原希望園田啓悟・嘉村健士高橋礼華・松友美佐紀で、3種目を制していた<https://badpal.net/2017/06/26/japanese-shuttlers-bag-three-titles-at-one-ss-event-for-first-time/

Runner-up ZHOU Zeqi and Champion LU Guangzu ~photo courtesy of Kate TAN, Media Manager (photographer : Victor Yan)

男子シングルス決勝は、大方の予想に反し、いずれも予選から出場の中国選手2人が激突。ルー・グアンズが勝って、国際大会初優勝を果たした。この選手、現在の世界ランクは165位で中国9番手。国際的な知名度は低いが、昨年9月、中国の五輪と称される総合競技会「全運動会(ナショナルゲームス)」で、リオデジャネイロ五輪金メダルのチェン・ロンを破り、準決勝で、優勝したリン・ダンから1ゲーム奪うなど、中国国内では存在感を示しはじめている

混合ダブルスは、ペア組み換えでこの大会に臨んだ韓国のソ・ソンジェ/チェ・ユジョン組が、リオデジャネイロ五輪銀メダルのマレーシア、チャン・ペンスーン/ゴー・リュウイン組をストレートで破り優勝。急造ペアながら、潜在力のあるところを内外に示した。これまでは、ソ・ソンジェがキム・ハナ、チェ・ユジョンはチェ・ソルギュとのペアで国際大会に出場してきているが、この結果を受け、韓国側が本格的にペアを組み替えてくるか、注目される

インドネシアペア同士の対決となった男子ダブルスは、第1シードのハルディアント/ベリー・アングリアワン組が第2シードのアデ・ユスフ・サントソ/ワヒュ・ナヤカ・アルヤ・パンカルヤニラ組を倒して頂点に立った。なお、勝ったハルディアント/ベリー・アングリアワン組は世界17位、インドネシア3番手のペアながら、20日開幕の男子国・地域別対抗戦トマス杯のメンバーから外れた。代わりに、経験と実績を買われた世界51位、トマス杯(5月)とアジア競技大会(8月)を視野にペアを再結成したヘンドラ・セティアワン/モハンマド・アーサン組がチームに組み込まれている

決勝の結果

【男子シングルス】ジョウ・ザーチ(中国※予選繰り上がり)<8-21,21-23>ルー・グアンズ(中国※予選勝ち上がり)

【女子シングルス】ツァイ・ヤンヤン(中国)<21-14,21-13>峰歩美(※予選勝ち上がり)

【男子ダブルス】ハルディアント/ベリー・アングリアワン(インドネシア、第1シード)<21-9,9-21,21-15>アデ・ユスフ・サントソ/ワヒュ・ナヤカ・アルヤ・パンカルヤニラ(インドネシア、第2シード)

【女子ダブルス】櫻本絢子・髙畑祐紀子(第2シード)<23-21,21-18>イ・ユリム/ペク・ハナ(韓国、第4シード)

【混合ダブルス】ソ・ソンジェ/チェ・ユジョン(韓国、第5シード)<21-12,23-21>チャン・ペンスーン/ゴー・リュウイン(マレーシア、第7シード)

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