仏オルレアンマスターズ(SUPER100)は1日、各種目の決勝が行われ、20歳の齋藤栞選手が初戦の第1シードに続き、決勝では第2シードを破る活躍を見せ優勝。昨年までに挙げた下位大会での3勝に、新たにグランプリ(GP)相当の国際タイトルを加えた
世界ランク63位、日本10番手につける齋藤選手は今大会、ノーシードから、◆1回戦:第1シードのベアトリス・コラレス(スペイン)◆2回戦:同世代のイボンヌ・リ(ドイツ)◆準々決勝:世界ジュニアチャンピオンのグレゴリア・マリスカ・トゥンジュン(インドネシア)◆準決勝:チ・シュエフェイ(中国)◆決勝:第2シードのミア・ブリクフェルト(デンマーク)――を破って頂点に立った

齋藤選手はジュニアの国際大会(個人戦)では、2015年アジアジュニア選手権・バンコク大会のベスト8が最高成績だった。しかし翌16年、シニアの下位大会シドニーインターナショナルシリーズ(9月)で初優勝。17年には、フィンランド(4月)とインドネシア(10月)において、1つ上のインターナショナルチャレンジでも優勝を遂げ、獲得した国際タイトルは今回で4つ目となる
次は、2014、15、17年に続く4度目の挑戦となる4日開幕の大阪インターナショナルチャレンジで、2週連続のタイトル奪取に挑む
決勝の結果
【男子シングルス】ラスムス・ゲムケ(デンマーク、第3シード)<21-10,18-21,8-21>マルク・カーリヨウ(オランダ、第4シード)
【女子シングルス】ミア・ブリクフェルト(デンマーク、第2シード)<18-21,14-21>齋藤栞
【男子ダブルス】マーク・ラムスフス/マルビン・エミル・シーデル(ドイツ、第3シード)<21-10,21-18>タン・ウィーギーン/シア・チュンカン(マレーシア)
【女子ダブルス】ステファニ・ストエバ/ガブリエラ・ストエバ(ブルガリア、第1シード)<21-8,21-14>レア・パレルモ/デルフィーヌ・ドルリュー(フランス)
【混合ダブルス】ニクラス・ノール/サラ・チューセン(デンマーク)<21-19,21-9>ピーター・ケスバウアー/オルガ・コノン(ドイツ)