Another Gold for ‘Minions’, another Silver for Sindhu

マレーシアマスターズ、インドネシアマスターズに続く「SUPER500」第3戦、インドオープンは4日、ニューデリーで決勝が行われ、インドネシアのマルクス・フェルナルディ・ギデオン/ケビン・サンジャヤ・スカムルジョ組が大会3連覇と同時に、出場5大会連続優勝を果たした。一方、開催国期待のプサルラ・ヴェンカタ・シンドゥ選手は連覇を逃し、準優勝に終わった

Unbeatable Marcus and Kevin for now @archives

このところ、向かうところ敵なしのギデオン/スカムルジョ組は、ここでも現世界ナンバーワンの実力を存分に披露。準決勝で今大会からペアを再結成した世界選手権2度優勝のヘンドラ・セティアワン/モハンマド・アーサン組をストレートで降し、決勝では、デンマークのアナース・スカールプ・ラスムセン/キム・アストルプ・ソレンセン組にもストレート勝ちして、3年連続優勝を遂げた

前週のインドネシアマスターズに次ぐ今シーズン2勝目で、昨年末の◆中国オープン(当時のスーパーシリーズプレミア)◆香港オープン(同スーパーシリーズ)◆スーパーシリーズファイナル――から数えると、出場した5大会続けて優勝している

Apriyani/Greysia won their first SUPER500 title @archives

インドネシアは女子ダブルスでも、前週インドネシアマスターズの決勝で高橋礼華・松友美佐紀組に敗れたグレイシア・ポリー/アプリヤニ・ラハユ組が、2週連続で決勝進出を果たし、優勝。2015年から3年間、日本勢がタイトルを保持してきた種目で、日本ペア不在の今年、頂点に立った

準決勝では第1シード、デンマークのクリスティナ・ペダーセン/カミラ・リタ・ユール組にファイナルゲーム21-18で競り勝ち、決勝は、昨年の東南アジア競技大会(シーゲームス)覇者で、同大会1回戦で不覚を取ったタイのラウィンダ・プラジョンジャイ/ジョンコンパン・キッティハラクン組をストレートで退けた

Sindhu failed to defend her title in India @archives

女子シングルスは、開催国唯一の勝ち残り、シンドゥ選手の連覇に期待がかかった。アメリカのツァン・ベイウェン選手を相手にファイナルゲーム、17-19の劣勢を土壇場でひっくり返し、マッチポイント(20-19)を奪ってみせたが、再び逆転を許し敗れ、準優勝に終わった

シンドゥ選手は昨年、この大会で優勝した後、韓国オープン(9月)で2つ目のタイトルを獲得した。しかし、◆世界選手権(8月、対奥原希望)◆香港オープン(11月、対タイ・ツーイン)◆スーパーシリーズファイナル(12月、対山口茜)――と、決勝まで進みながら優勝を逃すケースも少なくなかった

First major title for ZHANG Beiwen @archives

一方、優勝したベイウェン選手は、出生地中国から13歳の時に移り住んだシンガポールで2012年まで国家代表としてプレーした。その後、13年にアメリカに活動の拠点を移し、これまで、14年のUSオープン(当時のグランプリゴールド)優勝が最高成績だったが、今回、SUPER500(スーパーシリーズ相当)で初優勝を果たし、自身の記録を塗り替えた

男子シングルスは中国3番手、21歳のシー・ユーチ選手が台湾チョウ・ティエンチェン選手を降し、2016年フレンチオープン以来、2度目となる上位大会優勝を遂げた

混合ダブルスでは、デンマークのマシアス・クリスチャンセン/クリスティナ・ペダーセン組が、昨年10月デンマークオープンでの国際大会デビューからわずか3カ月余りで、上位大会の初タイトルを手にしている

次の「SUPER500」(第4戦)は、7月のタイオープン

決勝の結果

【男子シングルス】チョウ・ティエンチェン(台湾、第3シード)<18-21,14-21>シー・ユーチ(中国、第4シード)

【女子シングルス】プサルラヴェンカタシンドゥ(インド、第1シード)<18-21,21-11,20-22>ツァン・ベイウェン(アメリカ、第5シード)

【男子ダブルス】マルクス・フェルナルディ・ギデオン/ケビン・サンジャヤ・スカムルジョ(インドネシア、第1シード)<21-14,21-16>アナース・スカールプ・ラスムセン/キム・アストルプ・ソレンセン(デンマーク、第4シード)

【女子ダブルス】ラウィンダ・プラジョンジャイ/ジョンコンパン・キッティハラクン(タイ、第2シード)<18-21,15-21>グレイシア・ポリー/アプリヤニ・ラハユ(インドネシア、第3シード)

【混合ダブルス】マシアス・クリスチャンセン/クリスティナ・ペダーセン(デンマーク、第5シード)<21-14,21-15>プラビーン・ジョーダン/メラティダエバ・オクタビアンティ(インドネシア)

Leave a Reply

Fill in your details below or click an icon to log in:

WordPress.com Logo

You are commenting using your WordPress.com account. Log Out /  Change )

Twitter picture

You are commenting using your Twitter account. Log Out /  Change )

Facebook photo

You are commenting using your Facebook account. Log Out /  Change )

Connecting to %s