ベトナムオープンＧＰ準決勝、高橋沙也加選手がこの日もストレート勝ちで、決勝進出を決めた。一方、奈良岡功大選手は、勝利まであと２点に迫りながら逆転負けを喫し、最終日には残れなかった
女子シングルス第１シードの高橋選手は、第３シードのインドネシア、ディナル・ディヤ・アユスティン選手相手にもまったく危なげない試合で、所要時間30分のストレート勝ち。初戦から１ゲームも落とさないまま、決勝へと駒を進めた
高橋選手は今シーズンここまで、３月のポルトガルインターナショナルシリーズ、４月の大阪インターナショナルチャレンジの２度、国際大会で決勝に進み、いずれも優勝している。決勝の相手は、開催国ベトナムの女子１番手ヴ・ティチャン選手
シニアの国際大会で初めて準決勝に進んだ男子シングルスの奈良岡選手は、大阪インターナショナルチャレンジ初戦でストレート負けしていたタイのコシット・ペトプラダブ選手と約５カ月ぶりの再戦となったが、第１ゲームを21-12と快勝する。第２ゲームは5-9とリードされながら追い上げ、前半を最少得点差（10-11）で終えると、後半すぐに追いつき、その後の競り合いを抜け出して19-17と勝利まで２点に迫る。ところが、ここから攻め切れず４連続失点で逆転を許してしまうと、ファイナルゲームは7-11で折り返すも、後半、なすすべなく一気に押し切られた
男子シングルスの決勝は、コシット・ペトプラダブ選手とスッパンユ・アビヒンサノン選手によるタイの同国対決となった
一方、ダブルス３種目の決勝には、いずれもインドネシア勢が勝ち上がり、同国対決となる混合ダブルスを含む３種目制覇に挑む
準決勝の結果
【男子シングルス】
コシット・ペトプラダブ（タイ、世界40位）＜12-２１,２１-19,２１-10＞奈良岡功大（世界191位）
スッパンユ・アビヒンサノン（タイ、世界56位）＜２１-15,２１-15＞ゴー・ギアプチン（マレーシア、世界77位）
【女子シングルス】
高橋沙也加（世界26位）＜２１-12,２１-7＞ディナル・ディヤ・アユスティン（インドネシア、世界43位）
ハンナ・ラマディニ（インドネシア、世界34位）＜18-２１,17-２１＞ヴ・ティチャン（ベトナム、世界53位）
【男子ダブルス】
リャオ・ミンチュン／スー・チェンヘン（台湾、世界29位）＜２１-11,17-２１,２１-19＞ラムチャンドラン・シュロク／アルジュン M.R.（インド、世界44位）
ワヒュ・ナヤカ・アルヤ・パンカルヤニラ／アデ・ユスフ・サントソ（インドネシア、世界75位）＜２１-13,23-２５,２１-15＞ヤン・ポシュアン／リン・シャンカイ（台湾、世界115位）
【女子ダブルス】
リー・メンイーン／チョウ・メイクアン（マレーシア、世界27位）＜7-２１,17-２１＞リズキ・アメリア・プラディプタ／デラ・デスティアラ・ハリス（インドネシア、世界ランクなし）
アンギア・シッタ・アワンダ／ユルフィラ・バルカー（インドネシア、世界ランクなし）＜17-２１,２１-17,8-２１＞チャヤニト・チャラドチャラム／パタイマス・ムエンウォン（タイ、世界49位）
【混合ダブルス】
チャン・ペンスーン／チア・イーシー（マレーシア、世界80位）＜15-２１,26-２８＞リッキー・ウィディアント／マシタ・マームディン（インドネシア、世界ランクなし）
アルフィアン・エコ・プラセトヤ／メラティ・ダエバ・オクタビアンティ（インドネシア、世界ランクなし）＜15-２１,２１-16,２１-18＞ロナルド／ア二サ・サウフィカ（インドネシア、世界104位）
決勝の対戦カード
【男子シングルス】 コシット・ペトプラダブ（タイ、世界40位）対スッパンユ・アビヒンサノン（タイ、世界56位）
【女子シングルス】 高橋沙也加（世界26位）対ヴ・ティチャン（ベトナム、世界53位）
【男子ダブルス】 リャオ・ミンチュン／スー・チェンヘン（台湾、世界29位）対ワヒュ・ナヤカ・アルヤ・パンカルヤニラ／アデ・ユスフ・サントソ（インドネシア、世界75位）
【女子ダブルス】 リズキ・アメリア・プラディプタ／デラ・デスティアラ・ハリス（インドネシア、世界ランクなし）対チャヤニト・チャラドチャラム／パタイマス・ムエンウォン（タイ、世界49位）
【混合ダブルス】 リッキー・ウィディアント／マシタ・マームディン（インドネシア、世界ランクなし）対アルフィアン・エコ・プラセトヤ／メラティ・ダエバ・オクタビアンティ（インドネシア、世界ランクなし）
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