Day 1 of Sudirman : Japan wins opening match against Germany

スディルマン杯1日目、チームランク4位の日本は初戦、出場を辞退した10位イングランドに代わって繰り上がった13位ドイツに4対1で勝利し、7連覇を狙う中国、優勝実績のある韓国とともに順当なスタートを切った

Japan’s vanguard, Takeshi KAMURA / Keigo SONODA

まず、男子シングルスの園田啓悟・嘉村健士組が切り込み隊長の役目を果たす。23歳と21歳の若いドイツペアを相手に、団体戦において特に難しく且つ大事な試合をきっちり取り、チームに最初の1勝をもたらした

今大会で初めてキャプテンを務める嘉村選手は試合後、BadPaL の取材に応じ、「いつもと違うプレッシャーを感じ、力が入りすぎてしまったりと、心配な部分もあった」と認める。ただ、園田選手は「合宿でしっかり準備してきた」と強調し、ポイントゲッターとしての意識をしっかり抱いて大会に臨んでいることを確認。嘉村選手も、「勝たないといけない。ここからさらに調子を上げていく」と意気込みを示した

Nozomi OKUHARA was selected as the starter in WS

2番手に登場したのは、女子シングルスの奥原希望選手。この種目もドイツの若手(18歳)の挑戦を受ける形となったが、寄せ付けず。とりわけ第2ゲームは、わずか5点に抑え込んでみせた

奥原選手は試合後、BadPaL に対し、初戦に起用されたことについて、「現在の調子、対戦相手との相性など、どういう判断で選ばれたのかは分からないが、行けと言われれば行く準備は当然できていた」と、淡々と説明した。肩のケガからの復調の過程にある中、「試合に臨むに当たって、不安は最近いつもある」と苦笑しつつ、「そのうちの一つ、サーブはこの試合で取り除けた」ときっぱり語った

Kenta NISHIMOTO lost to German ace Marc ZWIEBLER

続く男子シングルスは、西本拳太選手がドイツのエース、マーク・ツイブラー選手にストレートで敗れ、日本が今大会初めて星を落とした

西本選手は試合後、BadPaL に対し、「サブ(練習)コートでは動けていたが、第1ゲーム、ガチガチになってしまった。準備を怠っていたわけではないが、スディルマン杯ということで、気持ちの面で浮足立っている部分があったのかもしれない」と敗戦の弁を述べた。その上で、「ほかの種目が活躍する中、男子シングルスが日本の弱点といわれることは分かっている。期待されていないのかなとも思う。それでも、男子シングルスを背負っている。見返してやりたいという気持ちがあるのだが…」と苦しい心情を吐露。悔し涙を見せた

Ayaka TAKAHASHI / Misaki MATSUTOMO, playing as usual

女子ダブルスには高橋礼華・松友美佐紀組が登場。3度目のスディルマン杯出場となる世界ランク1位は、世界223位のドイツペアを問題にせず、ストレート勝ちで日本の勝利を決めた

ただ試合後、高橋、松友両選手はともに、「2対1で回ってきたが、自分たちで決めなければという意識がそれほど強かったわけではない」と明かした。自信はあったが、勝ち負けはどちらにも転ぶ可能性があると指摘し、中2日おいて行われる次のマレーシア戦も気を引き締めて臨む、と述べた。また高橋選手は、「合宿の疲れが抜けていなかったが、これまでのようにガツガツいくだけでなく、自分なりに(工夫して)できた」と、この日のプレーを評した

Mixed pair Kenta KAZUNO / Ayane KURIHARA came back to Sudirman cup with different kind of  mindset

混合ダブルスの数野健太・栗原文音組は、第1ゲームを先取するが、第2ゲーム以降、栗原選手に球を集められ接戦となる。それでもファイナルゲーム、追いすがろうとするドイツペアをしっかり振り切り勝利した

試合を終えたばかりの数野選手に、BadPaL が、混合ダブルスでの実績がないまま出場機会を得て大活躍を見せた前回大会と、気持ち面で違っている点を尋ねると、「2年前はほかの4種目がすべてポイントを取れる布陣で伸び伸びやらせてもらった。今回は、ミックス(混合ダブルス)でも1ポイントを狙っていくとヘッドコーチのパク・ジュボン氏が話し、自分たちもその気持ちで臨んでいる」と、勝ちにこだわる姿勢を示した

この日、日本以外では、チームランク1位と3位の中国韓国が白星発進した。ただ日本同様、1種目ずつ落としての勝利。とりわけ中国は、混合ダブルス世界ランク1位のツェン・シウェイ/チェン・チンチェン組が団体戦特有のプレッシャーからか、香港タン・チュンマン/ツェ・インシュー組に不覚を取り、この後の起用に少し不安を残した

LIN Dan’s appearance attracts Chinese media attention

一方で中国は初戦、男子シングルスに大舞台に強いリン・ダン選手を起用。このため中国メディアならびに中国系の現地住民が多く会場に駆け付けた。中国チームはこの大会より体制を変更。先ごろ離任したリ・ヨンボ氏が長く務めてきたヘッドコーチの役職を置かず、シングルス、ダブルスそれぞれのチーフコーチの下、試合に臨んでいる

なお、今回、アジアとヨーロッパ以外で史上初めてスディルマン杯のホスト都市となったゴールドコーストは、2018年に行われる4年に一度の英連邦に属する国・地域の総合競技大会「コモンウェルスゲームス」の会場にもなるため、今大会はテストイベントの意味合いも持つ

 

日本チーム一次リーグ初戦の結果

日本(1勝)4―1ドイツ(1敗)

【男子ダブルス】 園田啓悟・嘉村健士(世界6位)〈21-12,21-19〉マーク・ラムスファス/マルビン・エミル・ザイデル(世界68位)

【女子シングルス】 奥原希望(世界10位)〈21-10,21-5〉イボンヌ・リ(世界95位)

【男子シングルス】 西本拳太(世界61位)〈8-21,18-21〉マーク・ツイブラー(世界20位)

【女子ダブルス】 高橋礼華・松友美佐紀(世界1位)〈21-11,21-6〉ララ・ケプライン/リンダ・エフラー(世界223位)

【混合ダブルス】 数野健太・栗原文音(世界13位)〈21-17,13-21,21-16〉マーク・ラムスファス/イサベル・ヘルトリッチ(世界33位)

 

大会1日日の結果(※太字はこの日の勝者)

◆グループ1

【A組】 中国(1勝)4―1香港(1敗)、タイ(―)

【B組】 韓国(1勝)4―1ロシア(1敗)、台湾(―)

【C組】 日本(1勝)4―1ドイツ(1敗)、マレーシア(―)

【D組】 デンマーク(―)、インドネシア(―)、インド(―)

◆グループ2

【A組】 ベトナム(1勝)4―1ニュージーランド(1敗)、カナダ(1勝)3―2スコットランド(1敗)

【B組】 シンガポール(―)、オーストラリア(―)、アメリカ(―)、オーストリア(―)

◆グループ3

【A組】 ニューカレドニア(1勝)4―1グアム(1敗)、マカオ(―)

【B組】 スリランカ(1勝)5―0フィジー(1敗)、スロバキア(1勝)5―0タヒチ(1敗)

 

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