ジャパンオープンに続いて、韓国オープンスーパーシリーズ(SS)が27日に開幕。エントリーしていた選手のうち、東京ではプレーしたリー・チョンウェイ選手、ビクター・アクセルセン選手、奥原希望選手が出場を取りやめたことで、リオデジャネイロ五輪シングルスのメダリストゼロの上位大会になった

28日まで終え、各種目1回戦を突破した日本勢は、女子シングルス3人、男子ダブルス3組、女子ダブルス3組、混合ダブルス1組。このうち園田啓悟・嘉村健士組は、ジャパンオープン準決勝で競り負けたコ・ソンヒョン選手が、パートナーを20歳の若手に代えて出場してきた地元韓国ペアに第1ゲームを29-30で奪われながら、続く2ゲームを取り返して2回戦に進んだ
一方、ジャパンオープンで本戦勝ち上がりがわずか1人と振るわなかった男子シングルス陣は、上田拓馬(世界ランク52位)、坂井一将(57位)、武下利一(97位)のA代表3人が予選から出場。坂井選手が武下選手との同国対決に勝って本戦に進んだが、初戦で韓国のベテラン、イ・ヒョンイル選手になすすべなく敗れ、早々に姿を消した
日本選手1回戦の結果
【男子シングルス】 イ・ヒョンイル(韓国、世界29位)〈21-11.21-12〉坂井一将(世界57位※予選勝ち上がり)
【女子シングルス】 奥原希望(世界5位)〈ともに棄権〉ベ・ヨンジュ(韓国、世界17位)、山口茜(世界12位)〈21-18,16-21.21-13〉イ・ミンジ(韓国、世界356位)、佐藤冴香(世界13位)〈21-12.21-6〉リャニー・アレサンドラ・マイナキー(インドネシア、世界120位)、プサルラ・ヴェンカタ・シンドゥ(インド、世界10位)〈棄権〉三谷美菜津(世界21位)、タイ・ツーイン(台湾、世界9位)〈21-16.21-15〉大堀彩(世界42位)
【男子ダブルス】 園田啓悟・嘉村健士(世界16位)〈29-30.21-19,21-9〉コ・ソンヒョン/キム・ジェファン(韓国、世界ランクなし)、小林優吾・保木卓朗(世界33位)〈19-21,21-12.21-11〉キム・デウン/ベ・クウォンヨン(韓国、世界ランクなし)、金子祐樹・井上拓斗(世界66位)〈21-10.21-17〉マシュー・ノッティンガム/ハーリー・タウラー(イングランド、世界72位)
【女子ダブルス】 ※福万尚子・與猶くるみ(世界9位)、松尾静香・内藤真実(世界11位)、栗原文音・東野有紗(世界ランクなし)はいずれも2回戦から
【混合ダブルス】 数野健太・栗原文音(世界14位)〈21-16.21-13〉ベン・レーン/ジェシカ・プフ(イングランド、世界63位)、渡辺勇大・東野有紗(世界69位)〈棄権〉ベ・クウォンヨン/コン・ヒヨン(韓国、世界ランクなし)
日本選手2回戦の対戦カード
【女子シングルス】 山口茜(世界12位)対佐藤冴香(世界13位)、ホー・ビンジャオ(中国、世界15位)対三谷美菜津(世界21位)
【男子ダブルス】 園田啓悟・嘉村健士(世界16位)対デビッド・ダウガード/マシアス・クリスチャンセン(デンマーク、世界31位)、小林優吾・保木卓朗(世界33位)対リー・シェンム/ウー・シャオリン(台湾、世界ランクなし)、ホン・ウェイ/チャイ・ビアオ(中国、世界4位)対金子祐樹・井上拓斗(世界66位)
【女子ダブルス】 福万尚子・與猶くるみ(世界9位)対フン・シーハン/チアン・カイシン(台湾、世界182位)、松尾静香・内藤真実(世界11位)対コ・アラ/キム・ヒャンイム(韓国、世界ランクなし)、クリスティナ・ペダーセン/カミラ・リタ・ユール(デンマーク、世界6位)対栗原文音・東野有紗(世界ランクなし)
【混合ダブルス】 数野健太・栗原文音(世界14位)対アナース・スカールプ・ラスムセン/サラ・チューセン(デンマーク、世界ランクなし)