Men in danger, Women in hope : Thomas&Uber draws revealed

T-U draws

Thomas&Uber Cup 2016 draws ~photo courtesy of BWF

5月に開催が迫った男女別の国・地域別対抗戦トマス・ユーバー杯本戦のグループ分け抽選会が21日、会場となる中国・昆山で行われた。初めてディフェンディングチャンピオンとして臨む男子は優勝候補筆頭の中国と、一方、1981年東京大会以来35年ぶりの優勝も期待される女子はインドと、一次リーグで同じ組に入った

前回、2014年インド・ニューデリー大会で史上初優勝の快挙を成し遂げた日本男子。しかし今回はシングルス、ダブルスともに2番手以降の成績が低調で、3月3日付の世界ランキング(個人)を基に算出したチームランキングで上位4カ国・地域に入れず、第5~8シードに回った。そのため第1~4シードのいずれかのチームと同じ組に入ることは決まっていたが、抽選の結果は第1シードの中国。一次リーグ突破は問題ないとしても、中国に次ぐ2位通過となると、決勝トーナメント1回戦(準々決勝)の相手は中国を含む各組の1位チームとなり、連覇はおろか、2010年以降3大会連続で守ってきたメダルを失う恐れもある

最大の課題はメンバーの変化。桃田賢斗選手の成長、早川賢一・遠藤大由組の安定した強さはプラスの材料だが、前回、先鋒としてチームをけん引した田児賢一選手がスランプに陥った影響は甚大だ。さらに経験豊富な平田典靖・橋本博且組の代表離脱。2月のアジア予選でポイントゲッターの役割を果たしたベテラン佐々木翔選手の本戦出場も不透明で、第1~4シードのチームに勝てる十分な戦力を備えているかというと、現時点においては疑問が残る。第2ダブルスに起用される園田啓悟・嘉村健士組、そしてアジア予選での経験を踏まえ第3シングルスとして活躍が期待される西本拳太選手が、団体戦特有のプレッシャーにつぶされることなく、むしろ力に変え、普段通りもしくはそれ以上の実力を引き出せるかが、4大会連続のメダル確保に向けたカギとなる

優勝候補筆頭は、世界ランク1位と2位のチェン・ロンリン・ダンをシングルスの柱に据える中国。前回は、国際大会への出場機会を減らしていたリン・ダン選手の世界ランクが低位で、第3シングルスでしか起用できなかったことが結果的にネックとなってしまい、準決勝で日本に不覚を取り、インドネシア越えのかかる大会史上初の6連覇を狙いながら決勝にも進めなかった。今回、自国でその雪辱を期す

◆トマス杯(男子)の一次リーグ組分け(カッコ内は3日時点のチーム順位)

【A組】 中国(1位)、日本(5位)、フランス(13位)、メキシコ(14位)

【B組】 インドネシア(4位)、インド(7位)、香港(9位)、タイ(10位)

【C組】 韓国(3位)、マレーシア(6位)、イングランド(11位)、ドイツ(12位)

【D組】 デンマーク(2位)、台湾(8位)、南アフリカ(15位)、ニュージーランド(16位)

※組ごとに総当たり戦を行い、各組上位2チーム、計8チームが決勝トーナメント(準々決勝)に進出する

 

日本女子は今回、難攻不落の中国を落とす潜在力を持つ唯一のチームとして、国内以上に海外で高い評価を受けている。背景にあるのは、世界ランク1ケタ台の常連であるダブルス陣の強さにシングルス陣の躍進が加わったこと。とりわけスーパーシリーズ(SS)ファイナル、全英オープンを制した奥原希望選手への期待は大きい

準優勝に終わった前回2014年は決勝の中国戦に象徴される通り、高橋礼華・松友美佐紀組がチーム全体を支えるエースの役割を務めた。その強さにさらに磨きがかかり、今回も白星が計算できる絶対的第1ダブルスとしてチームをけん引する役目を果たすのは間違いない。これに続く福万尚子・與猶くるみ組、松尾静香・内藤真実組も第2ダブルスでポイントゲッターとなる力は十分だ。一方、シングルス陣はこれまで、平均的に良い選手3人を揃えていたが、ほかの上位チームのトップを倒せるエースが不在だった。しかし奥原選手が世界ランク上位選手すべてから白星を挙げそのポジションに立ったことで、チーム力は一段アップ。相手チームのエース級には力及ばないが、2番手以降になら対抗できる山口茜、佐藤冴香、橋本由衣、三谷美菜津らが第2、第3シングルスに回ることで、チームとしての勝機はさらに拡大する。現時点における懸念は、前回第3シングルスとして経験を積み、今回第2シングルスでの活躍が期待される山口選手がまだ完全には復調していないこと。とりわけ3連覇を狙う中国との直接対決では、奥原、山口の並びは不可欠となる

優勝候補はやはり中国。シングルスにリー・シュエリ(世界2位)、ワン・シーシャン(世界4位)、ワン・イーハン(世界7位)の3選手。ダブルスにルオ・イン/ルオ・ユー(世界2位)、ツァオ・ユンレイ/ティエン・チン(世界6位)、ユー・ヤン/タン・ユエンティン(世界8位)の3組を揃える布陣は、以前よりもつけいる隙が増えたとはいえ、チームの総合力としてほかを凌駕する。自国開催の大会であることも加味すれば、2010年クアラルンプール大会の決勝で韓国チームが演じた番狂わせが生じる可能性は小さいと言わざるを得ないが、中国に次ぐチームランク2位の日本がその壁にどう挑むか、注目だ

◆ユーバー杯(女子)の一次リーグ組分け(カッコ内は3日時点のチーム順位)

【A組】 中国(1位)、デンマーク(8位)、マレーシア(10位)、スペイン(11位)

【B組】 韓国(3位)、台湾(7位)、アメリカ(13位)、モーリシャス(16位)

【C組】 タイ(4位)、インドネシア(6位)、香港(12位)、ブルガリア(14位)

【D組】 日本(2位)、インド(5位)、ドイツ(9位)、オーストラリア(15位)

※組ごとに総当たり戦を行い、各組上位2チーム、計8チームが決勝トーナメント(準々決勝)に進出する

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