バドミントンの国際大会をアジアからの観光客誘致につなげよう――。こうした動きが、アジア圏外の開催地の間で年々広がっている。主なところでは、2014年からスーパーシリーズ(SS)に昇格したオーストラリアンオープンのシドニー。14~17年SSファイナルの会場であるアラブ首長国連邦(UAE)・ドバイ。17年にスディルマン杯、世界選手権をそれぞれ開催するオーストラリア・ゴールドコーストとスコットランド・グラスゴーなど。これらに先んじて、この2年間で中国人観光客倍増という実績を既に築いているのが、SSがスタートした07年以降デンマークオープンを開催する小都市オーデンセだ