Another week, another SS : from Tokyo to Seoul

韓国オープンスーパーシリーズ(SS)1回戦、日本勢は男子シングルス2人、女子シングルス4人、男子ダブルス1組、女子ダブルス2組、混合ダブルス2組が勝ち、2回戦に進んだ。前週閉幕したばかりジャパンオープンSSでベスト4以上の結果を残した選手はすべて、しっかり気持ちを切り替え勝利。一方、日本で思うような結果を残せなかった悔しさをバネに、ここから新たな一歩を踏み出した選手もいる

R1-Aya

Aya OHORI

R1-Sayaka

Sayaka TAKAHASHI

女子シングルスでは、ジャパンオープン優勝の奥原希望選手、準優勝の山口茜選手のほか、高橋沙也加選手と大堀彩選手が初戦を突破した。とりわけ予選勝ち上がりの大堀選手は、対戦相手の棄権による勝ち(2013年ジャパンオープンと香港オープン)を除くと、、SS本戦での「初勝利」となった

大堀選手は試合後、BadPaL の取材に応じ、「世界選手権で(銅メダルという)結果を出している相手で、向かっていくだけだった。今回は勝ったが、自分の方が上とは感じていない」と淡々と語った。また、社会人になって環境が変わり、国際大会に出場しても上位に進出できず、苦しい状況が続いていると認めた上で、日本の同じ年代の選手が活躍している状況について、「刺激にはするが比べる必要はないと考える。目標に掲げる東京五輪に向け、今自分ができることをやっていくだけ。この試合のように自分の中でのベストパフォーマンスを出していくこと」と述べた

高橋選手は BadPaL に対し、前週のジャパンオープンで世界ランク1位、スペインのカロリナ・マリン選手にフルゲームの末、敗れた後、ジャッジ等に納得できない部分もあり、「悔しくて1日涙が止まらなかった」と明かした。ただ逆に、「落ち込んで火が付いた。ずるずるいってもしようない。先を行く選手を追いかけるだけ。プレッシャーもない」と述べ、気持ちを切り替え、高いモチベーションとともに今大会に乗り込んできたと説明した

一方、奥原選手と山口選手は、決勝を戦ったジャパンオープンの直後ながら、浮つくことなく気持ちをリセットして今大会に臨んでいることを確認した。タイのポーンティップ・ブラナプラサーツク選手とファイナルゲーム21-19まで競り合い薄氷の勝利をつかんだ奥原選手は、「勝ったことのない相手で世界選手権同様、風の対応にも苦労した」と明かした上で、「SSで初優勝したという気負いはなく、この後も苦戦することは予想している」と冷静にコメントした。同世代の韓国選手をストレートで破った山口選手は、数は少ないながら試合中、応援団がいたこともあり、「アウェーで戦っている感じがせず、やり易かった」と試合後の感想を述べた

R1-Kento

Kento MOMOTA

R1-Sho

Sho SASAKI

男子シングルスは、桃田賢斗選手と佐々木翔選手の2人が2回戦に勝ち上がった。このうち桃田選手は、「グ・カロン選手は同年代で、こっちの方が実績は上という自負があるので、あえて相手に『勝てない』と思わせたい」意向があったと笑顔で明かした

桃田選手は、2回戦で対戦するインドネシアのトミー・スギアルト選手にジャパンオープン2回戦で敗れている。意気込みを聞くと、「東京では勝たなければならないと思いすぎ、冒険しなかった。あすは色々なことをトライして、リベンジは絶対果たす」と力強く語った

R1-ENDO-HAYAKAWA

Hiroyuki ENDO / Kenichi HAYAKAWA

男子ダブルスの勝ち残りは、ジャパンオープンでベスト4に入ったエース、早川賢一・遠藤大由組のみ。長身の2人が組む中国ペアを寄せ付けなかった。そのほかの4ペア、平田典靖・橋本博且、園田啓悟・嘉村健士、数野健太・山田和司はすべてストレート負けで、初戦で姿を消した

女子ダブルスは、第1シードの高橋礼華・松友美佐紀組と第7シードの前田美順・垣岩令佳組の上位2ペアが欠場したものの、3番手の福万尚子・與猶くるみ組、4番手の松尾静香・内藤真実組が勝って、2回戦に駒を進めた

福万・與猶組はジャパンオープン優勝経験のある香港ツェ・インシュー/プーン・ロクヤン組にファイナルゲーム、15-19まで追い詰められながら逆転で勝ちをもぎとり、世界選手権銅メダルの面目躍如。松尾・内藤組は第1ゲーム、新たにマレーシアから招へいしたコーチが後ろについた世界ランク下位のインドペアに26-24までねばられる。しかし第2ゲームは、本来の力の差を見せつけ快勝した

R1-Naoko-Kurumi

Naoko FUKUMAN / Kurumi YONAO

R1-Shizuka-Mami2

Shizuka MATSUO/ Mami NAITO

R1-Kenta-Ayane

Kenta KAZUNO / Ayane KURIHARA

R1-Keigo-Naoko

Keigo SONODA / Naoko FUKUMAN

混合ダブルスでは、松友美佐紀選手負傷のため、世界ランクで日本1番手につけている早川賢一・松友組が不在の中、園田啓悟・福万尚子組と数野健太・栗原文音組が奮起し、そろって初戦を突破した。とりわけ園田・福万組は、インドネシアペアの司令塔、ベテラン、ビタ・マリッサ選手相手にもひるまず、ネット前で真っ向勝負を挑んだ福万選手が冴えを見せた

日本選手1回戦の結果

【男子シングルス】 桃田賢斗(世界3位)〈21-12,21-15〉グ・カロン(香港、世界27位)、佐々木翔(世界25位)〈21-19,21-14〉スコット・エバンス(アイルランド、世界35位)、リン・ダン(中国、世界5位)〈21-17,21-17〉武下利一(世界70位※予選勝ち上がり)

【女子シングルス】 奥原希望(世界9位)〈21-18,19-21,21-19〉ポーンティップ・ブラナプラサーツク(タイ、世界21位)、山口茜(世界10位)〈21-17,21-19〉キム・ヒョミン(韓国、世界29位)、高橋沙也加(世界16位)〈21-6,21-13〉イップ・プイイン(香港、世界28位)、スン・ユ(中国、世界11位)〈21-12,21-16〉三谷美菜津(世界18位)、ソン・ジヒョン(韓国、世界8位)〈21-18,21-9〉佐藤冴香(世界19位)、ワン・シーシャン(中国、世界7位)〈21-16,20-22,21-14〉橋本由衣(世界20位)、ベ・ヨンジュ(韓国、世界12位)〈21-18,21-11〉今別府香里(世界36位)、リンダウェニ・ファネトリ(インドネシア、世界24位)〈16-21,20-22〉大堀彩(世界58位※予選勝ち上がり)

【男子ダブルス】 早川賢一・遠藤大由(世界6位)〈21-16,21-14〉ルー・カイ/リュウ・チェン(中国、世界132位※予選勝ち上がり)、マシアス・ボー/カールステン・モゲンセン(デンマーク、世界3位)〈21-19,21-14〉平田典靖・橋本博且(世界14位)、園田啓悟・嘉村健士(世界20位)〈11-21,18-21〉チェ・ソルギュ/キム・ジェファン(韓国、世界489位※予選勝ち上がり)、フー・ハイファン/ツァン・ナン(中国、世界4位)〈21-15,21-14〉数野健太・山田和司(世界23位)、キム・サラン/キム・ギジョン(韓国、世界17位)〈21-12,21-8〉金子祐樹・井上拓斗(世界36位)

【女子ダブルス】 高橋礼華・松友美佐紀(世界1位)〈棄権〉不戦勝で相手なし、前田美順・垣岩令佳(世界6位)〈棄権〉デラ・デスティアラ・ハリス/リズキ・アメリア・プラディプタ(インドネシア、世界181位)、福万尚子・與猶くるみ(世界12位)〈21-16,14-21,21-19〉ツェ・インシュー/プーン・ロクヤン(香港、世界72位)、松尾静香・内藤真実(世界14位)〈26-24,21-9〉N.シキ・レディ/プラドニャ・ガドレ(インド、世界33位)、栗原文音・篠谷菜留(世界31位)〈17-21,14-21〉パタイマス・ムエンウォン/チャラッドチャラム・チャヤニット(タイ、世界47位)

【混合ダブルス】 アンドレイ・アディスティア/ビタ・マリッサ(インドネシア、世界48位)〈25-23,15-21,14-21〉園田啓悟・福万尚子(世界93位)、チェ・ソルギュ/オム・ヘウォン(韓国、世界102位)〈20-22,13-21〉数野健太・栗原文音(世界159位※予選繰り上がり)

------------------------------------

日本選手2回戦の対戦カード

【男子シングルス】 桃田賢斗(世界3位)対トミー・スギアルト(インドネシア、世界16位)、佐々木翔(世界25位)対クリスティ・ジョナタン(インドネシア、世界39位)

【女子シングルス】 奥原希望(世界9位)対ベ・ヨンジュ(韓国、世界12位)、山口茜(世界10位)対ミッシェル・リ(カナダ、世界13位)、プサルラ・ヴェンカタ・シンドゥ(インド、世界14位)対高橋沙也加(世界16位)、ワン・シーシャン(中国、世界7位)対大堀彩(世界58位※予選勝ち上がり)

【男子ダブルス】 早川賢一・遠藤大由(世界6位)対マッズ・コンラド・ペターセン/マッズ・ピーラー・コルディング(デンマーク、世界9位)

【女子ダブルス】 クリスティナ・ペダーセン/カミラ・リタ・ユール(デンマーク、世界3位)対福万尚子・與猶くるみ(世界12位)、グレイシア・ポリー/ニトヤ・クリシンダ・マヘスワリ(インドネシア、世界5位)対松尾静香・内藤真実(世界14位)

【混合ダブルス】 コ・ソンヒョン/キム・ハナ(韓国、世界8位)対園田啓悟・福万尚子(世界93位)、ツァンナン/ツァオ・ユンレイ(中国、世界1位)対数野健太・栗原文音(世界159位※予選繰り上がり)

Advertisements

No comments yet... Be the first to leave a reply!

Leave a Reply

Fill in your details below or click an icon to log in:

WordPress.com Logo

You are commenting using your WordPress.com account. Log Out / Change )

Twitter picture

You are commenting using your Twitter account. Log Out / Change )

Facebook photo

You are commenting using your Facebook account. Log Out / Change )

Google+ photo

You are commenting using your Google+ account. Log Out / Change )

Connecting to %s

%d bloggers like this: