TAGO encourages young players while Aya grabs bronze medal

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Kenichi TAGO played 4 matches for Petaling BC

マレーシアパープルリーグ(MPL)は1月31日と2月1日の両日で各チームの最終戦を行い、日本から別々のクラブに助っ人として参戦している田児賢一桃田賢斗大堀彩の3選手はそろって勝利した

ドーピング違反により出場できなくなったリー・チョンウェイ選手の代わりに、シーズン後半、プタリンBCのエースを務めた田児選手。出場した4試合全て1ゲームも落とさぬ完勝で任を果たした。ただ、危なげない試合に見えた31日の最終戦の後BadPaL に対し、「ゲームカウント3対0で勝とうとすると気を抜けない。そんなに余裕はなかった」と明かし、11点マッチの難しさを指摘した

今大会は6種目(男子シングルス2人、女子シングルス1人、男子ダブルス2組、混合ダブルス1組)で行われていて、種目ごとの勝数ではなく、得失ゲーム数がチームの勝敗を決める。チームの大黒柱の役割を担う田児選手は、後に続く若いチームメイトのためにもストレート勝ちが求められると考え、試合に臨んでいた

プタリンBCのチームマネジャーを務めるウォン・アジット氏は BadPaL の単独取材に応じ、田児選手加入の影響について、「若手が彼から技術的な何かを学ぶには、一緒にいる時間が短すぎる。ただ間違いなく士気は高まった」と評価。加えて、「世界トップ選手のショットの正確さ、堅実なプレーを間近で見ることができ、若手が自分たちとの違いを知ることができたのは大きい」と述べた。同氏によると、プタリンBCは当初、◆リー・チョンウェイ選手◆中国ツァオ・ユンレイ選手◆マレーシアのゴー・ウェイシェム選手――を選手登録。この3人で少なくとも6種目中3種目を確保し、リーグ2位以内を狙えると計画していた。ところが3人とも出場できない不測の事態が発生し、その後、参戦してもよいとの意向が田児選手側から伝わってきて、リーグ後半からの登録に至ったという

田児選手は今回、試合だけでなく、練習でも若いチームメイトに明確なメッセージを送った。スパーリングの中で、彼らがこれまで受けたことのない世界トップレベルの「エグい球」を出し惜しみせずに打ち込み、「相手の球がとれなかったり、ミスをするのには、必ず理由がある。打ち方だったり、ポジションだったり。強くなりたければ、それを自分で考えなければ」と伝えた。また、理由が分かっても直ちにできるようになるかは別、とした上で、自分も同じように通ってきた過程であると説明した。ちなみに、田児選手自身が初めて世界トップ選手が繰り出す「エグイ球」に出会ったのは2008年、男子の国・地域別対抗戦トマス杯アジア予選に出場し、第2シングルスで韓国イ・ヒョンイル選手と対戦した時。一方、日本国内では、そういう球はなかったという。田児選手は BadPaL に対し、「若手に練習を通じて伝えることは、マレーシアでも日本でも変わらない」と述べた

Kento2

Kento MOMOTA played 3 matches for Kajang BC

初の海外リーグ参戦となった桃田選手の成績はここまで、ランキングポイントをかけて個人戦でぶつかる機会はほぼない30代のベテラン2人を相手に1勝1敗。最後は同学年、台湾ワン・ツーウェイ選手(19)との対戦で、第1、第2ゲームを連取するが、第3ゲームを落としてしまう。結局、3対1で勝利するが、試合後、「3対0で勝たなければ、と思っていたのだが」と苦笑交じりに話した

桃田選手は今回、1月28日のムハンマド・ハフィズ・ハシム選手への敗戦(11-7,2-11,3-11,7-11)の理由を考えたという。チーム唯一の日本人で、コーチはつくものの言葉が分からず、誰にも頼れない状況の中、うまくいかない時に立て直せなかった。「スーパーシリーズ(SS)をはじめとする国際大会ではナショナルチームのコーチのアドバイスを聞き、日本リーグでは田児選手にコーチについてもらったりと、これまで試合中に他人に頼りすぎてしまっていたことが、こういう大会に来ると分かる」と指摘。その上で「日ごろからもっと自分でしっかりしていかないと」と強調した

海外のリーグでプレーした感想を聞くと、「日本リーグではチームが一体となるが、ここでは一緒に練習していても手を抜いている人がいたりと、少し違った」と答えた。チームを支えるスポンサーめぐりも経験した。「日系企業の日本人の人には大変良くしてもらった」と感謝の気持ちを述べた。ただ、スポンサー企業の上層部の人たちがいる中、どこまで自分を出していいのか分からず、戸惑う部分もあったという。それでも「パープルリーグは雰囲気もよく楽しかった。できれば、もう少し英語が分かるようになりたい」と締めくくった

Aya

Aya OHORI played 2 matches for Puchong United BC

大堀選手のチーム、プチョンユナイテッドBCの最終戦の相手は、既に優勝を確定していたムアルシティBC。前の試合まで女子シングルスには、昨年のSSファイナルを制した台湾タイ・ツーイン選手が出場していたが、既に帰国。大堀選手の相手は、インドネシアのルシディナ・アンタルダユ・リオディンギン選手に代わった

現在世界ランク84位の大堀選手だが、「想定していたタイ選手が出なくなったことで、3対0で勝たなければいけない相手、と思って試合に臨んだ」という。ただ、試合前に相手の体調がよくないと聞いてしまったことで、「遠慮したわけではないが、かえって緊張した」と話した通り、動きが硬く、何度も相手にリードを許す。それでも大勢には影響なく、3対0で勝利した

大堀選手はこれで出場した2試合ストレート勝ちしたわけだが、試合後、BadPaL に対し、「招待してもらってうれしかったが、助っ人が私なんかでいいのかと、来る前は不安でいっぱいだった」と明かした。それでも、待っていてくれる友だちがいて、マレーシアに到着してから試合のある日まで練習の時間を十分取ってもらったので、不安は大分解消された、と説明した

国内12のクラブで争われたパープルリーグは全日程(11月25日~2月1日)を終了し、ムアルシティBCが10勝1敗(得ゲーム149、失ゲーム78)で、初代のチャンピオンになった。チームマネジャーは、助っ人として加わった台湾タイ・ツーイン選手と韓国イ・ヒョンイル選手の活躍に加えて、若手まで含めたチーム全体のバランスの良さがこの結果を招いた、と説明した

なお、今リーグで8位までに入ったチームは、クアラルンプールからゲンティンハイランドに会場を移して開催されるトーナメント「チャンピオンズチャレンジ」(5~8日)への出場権利を得た。3位プチョンユナイテッドBCの大堀選手、5位プタリンBCの田児選手も引き続き参戦する。一方、11位に沈んだカジャンBCの桃田選手は帰国し、日韓交流戦(5~9日)出場のため済州島に向かう予定

Muar City

Champion : Muar City BC

◆12チームの確定順位と主な登録選手

【優勝】ムアルシティBC~タイ・ツーイン(台湾)、イ・ヒョンイル(韓国)

【2位】プタリンジャヤBC~グエン・ティエンミン(ベトナム)、ボディン・イサラ(タイ)

【3位】プチョンユナイテッドBC~大堀彩、マルキス・キド(インドネシア)

【4位】カポンBC~チョン・ウェイフェン、タン・ブンヒョン(ともにマレーシア)

Puchong

2nd runner-up : Puchong United BC with Aya (third from right)

【5位】プタリンBC~田児賢一、ヤン・ヨルゲンセン(デンマーク)

【6位】アンパンジャヤBC~ウォン・ウィンキ(香港)

【7位】チェラスBC~ムハンマド・ハフィズ・ハシム(マレーシア)

【8位】スルダンBC~ワン・チリン(台湾)、ゴー・ジンウェイ(マレーシア)

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【9位】クランユナイテッドBC~デレク・ウォン・ジリアン(シンガポール)

【10位】ヌサジャヤBC~ブーンサックポンサナ(タイ)、イップ・プイイン(香港)

【11位】カジャンBC~桃田賢斗、リリヤナ・ナッチル(インドネシア)

【12位】バングサホークスBC~プサルラ・ヴェンカタ・シンドゥ(インド)

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