
インドネシアスーパーリーガ女子決勝、3度目の挑戦で初めて決勝進出を果たしたルネサスが、大会2連覇中のジャ ヤラヤ・ジャカルタに挑んだ。しかし、タイからシングルス2人を加えたディフェンディングチャンピオンに力及ばず、優勝には届かなかった。4月から再春館製薬所に引き継がれるため、チーム「ルネサス」としてはこれが最後の試合となる
スーパーリーガが海外のク ラブを招いて行う現在の形態になって以降、2013年日本ユニシス、14年日本ユニシス、15年ルネサスと、日本のクラブは3年連続で準優勝となっている
日本から参戦したほかの女子チームの結果は、初出場の北都銀行が3勝1敗で一次リーグを2位で突破したが、準決勝でルネサスに、3位決定戦でジャルム・クドスにいずれも0対3で敗れ4位。2年連続参戦の岐阜トリッキーパンダースは一次リーグ1勝3敗でグループ3位となり、準決勝には進めなかった
女子決勝の結果
◆ジャヤラヤ・ジャカルタ(インドネシア)3-1ルネサス(日本)
【第1シングルス】 ラッチャノク・インタノン(タイ)〈21-13,21-13〉伊東可奈
【第1ダブルス】 ピア・ゼバディア・ベルナデス/リズキ・アメリア・プラディプタ〈18-21,14-21〉前田美順・垣岩令佳
【第2シングルス】 ブサナン・ウンバンルンパン(タイ)〈21-9,21-11〉峰歩美
【第2ダブルス】 グレイシア・ポリー/アンギア・シッタ・アワンダ〈21-19,21-10〉福万尚子・與猶くるみ
【第3シングルス】 ベラエトリックス・マヌプティ〈打ち切り〉福島由紀
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女子準決勝の結果
◆ルネサス(日本)3-0北都銀行(日本)
【第1シングルス】 峰歩美〈21-17,21-11〉楠瀬由佳
【第2シングルス】 福島由紀〈21-13,8-9棄権〉永田麗
【第3シングルス】 廣田彩花〈21-16,21-9〉浦谷夏未
【第1ダブルス】 福島由紀・廣田彩花〈打ち切り〉永原和可那・松本麻佑
【第2ダブルス】 福万尚子・與猶くるみ〈打ち切り〉米元小春・田中志穂
◆ジャヤラヤ・ジャカルタ(インドネシア)3-2ジャルム・クドス(インドネシア)
一方、男子決勝は、韓国のイ・ヨンデ選手とイ・ヒョンイル選手、ロシアのウラジミール・イワノフ選手といった海外のトップ選手を集めたムシカチャンピオンが、最終種目までもつれる苦戦を強いられながらもジャルム・クドスを振り切り、大会3連覇を達成した。日本勢は、トナミ運輸が一次リーグを突破し準決勝に進んだが、優勝したムシカチャンピオンに2対3と一歩及ばず。3位決定戦では昨年準優勝のジャヤラヤ・ジャカルタに0対3と完敗し4位にとどまった。初出場の日立情報通信エンジニアリングは今回、1勝もできずに一次リーグで敗退した
男子決勝の結果
◆ムシカチャンピオン(インドネシア)3-2ジャルム・クドス(インドネシア)
【第1シングルス】 シモン・サントソ〈21-16,9-21,17-21〉ソ・ワンホ(韓国)
【第1ダブルス】 イ・ヨンデ/ファジャル・アルフィアン(韓国/インドネシア)〈16-21,21-14,21-15〉モハンマド・アーサン/ベリー・アングリアワン
【第2シングルス】 イ・ヒョンイル(韓国)〈21-10,21-7〉ディオニシウス・ハヨム・ルンバカ
【第2ダブルス】 マルクス・フェルナルディ・ギデオン/ワヒュ・ナヤカ・アルヤ〈21-17,21-11〉フラン・クルニアワン/ケビン・サンジャヤ・スカムルジョ
【第3シングルス】 クリスティ・ジョナタン〈14-21,21-11,21-18〉イーサン・マウラナ・ムストファ
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男子準決勝の結果
◆ムシカチャンピオン(インドネシア)3-2トナミ運輸
【第1シングルス】 シモン・サントソ〈21-16,21-13〉佐々木翔
【第1ダブルス】 イ・ヨンデ/ファジャル・アルフィアン(韓国/インドネシア)〈21-13,19-21,21-16〉平田典靖/橋本博且
【第2シングルス】 イ・ヒョンイル(韓国)〈21-18,19-21,22-24〉武下利一
【第2ダブルス】 マルクス・フェルナルディ・ギデオン/ワヒュ・ナヤカ・アルヤ〈23-21,17-21,14-21〉園田啓悟/嘉村健士
【第3シングルス】 クリスティ・ジョナタン〈21-16,21-16〉渡邊達哉
◆ジャルム・クドス(インドネシア)3-0ジャヤラヤ・ジャカルタ