
ホーチミン市で開催中のベトナムオープン・グランプリ(GP)、7日終了時点で各種目のベスト8が出揃った
今大会はこれまで、1試合30分づつのタイトなスケジュールが組まれている関係もあり、試合がファイナルゲームに突入するたびに進行が著しく遅れる状況が続いている。午前9時にスタートした本戦1日目(5日)、2日目(6日)、3日目(7日)はすべて、終了時間が深夜に及ぶ結果となった。とりわけ3日目には、天井からの雨漏りで暫時、3つしかないコートのうち1つが使用不能になるというトラブルにも見舞われている

そんな中、男子シングルス3連覇を狙う、地元期待のグエン・ティエンミン選手(世界ランク9位)は、初戦不戦勝の後、2、3回戦は7日、朝と夜のダブルヘッダーを戦い、インドネシアとタイの選手をいずれもストレートで下し好発進した
日本から唯一参戦している混合ダブルスの池田信太郎・潮田玲子組(世界25位)は初戦、2回戦ともに朝一番の試合が組まれ、順当にストレート勝ち。ベスト8入りを果たした。優勝も期待される今大会の第1シードで、8日の準々決勝を勝ち抜けば準決勝で中国のヘ・ハンビン/マー・ジン組との対戦が予想され、ここが大きな山場となりそうだ。なお池田選手は、大会ポスターにも採用されている