シンガポールオープンの男子シングルス準々決勝、タイのブーンサック・ポンサナ選手(世界ランク9位)が、オランダのディッキー・パルヤマ選手をストレート(21-14,21-5)で下し、準決勝進出を決めた 試合後、「相手を十分コントロールできた」と話す通り、所要時間27分、余裕のある試合運びを見せた。頭を丸め、インターバルにコーチからアドバイスを受けるたびに合掌する、仏教徒としての姿勢が印象的だ 同選手は昨年のシンガポールオープンで中国のバオ・チュンライに敗れ準優勝。今年に入り出場した国際大会でも、マレーシアオープン(1月)でリー・チョンウェイに敗れ準優勝、アジア選手権(4月)でリン・ダンに敗れベスト4と、頂点まであと少しの状況が続いており、今大会で何とか勝利をつかみたいところ
Tag: バドミントン
Exhibition in Manila with Taiwanese top pair
マニラで12日、台湾のチェン・ウェンシン、チエン・ユーチン両選手(女子ダブルス世界8位)を招いてエキシビションが行われた ショッピングモールやホテルなどを運営する国内大手企業ロビンソンズ・ランド(RLC)が企画。バドミントン愛好家であるフレデリック・ゴー社長兼最高執行責任者(COO)の誕生日に合わせて開催される、取引先企業などを集めた大会の一環で行われた。
Voice from Vietnam
ベトナムチームが、世界中のバドミントン愛好家が集まるネット上のフォーラムに以下のような呼び掛けを行った。8月にパリで開催される世界選手権に男子シングルスと混合ダブルスの選手、コーチ、代表の計5人を送り込むが、滞在中のさまざまな支援(資金、食事、交通手段など)をお願いしたいというもの 同チームの財政的な窮状については、ホーチミン市を訪れた際、直接色々と聞いていたこともあり、ある程度承知している。連盟からの支援は余り期待できず、企業のスポンサー契約を得ているのは現在、男子シングルス世界ランク7位のグエン・ティエンミン選手のみ、といった状態。その彼ですら、特に海外でのトレーニングや大会出場の際、自腹を切っている部分が少なくない、と自慢のスクーターでホーチミン市内を案内してくれた時、語ってくれた
【PlaceToPlay】 Play in Makati, Philippines (1)
このカテゴリー(PlaceToPlay)では、海外のバドミントン練習場を紹介する フィリピンの商業中心マカティ市に位置するマニラ・ポロクラブ。1909年創設(焼失のため1950年建て替え)の会員制施設(カントリークラブの位置付け)で、ポロのほか、乗馬、水泳、テニス、スカッシュ、バドミントン、アーチェリー、ボーリング、ゴルフ(ドライビングレンジのみ)などの各種スポーツが楽しめる バドミントン会場は元々、室内テニスコート(2面)だった場所をニーズに応じて改造したもので、12面のコートを要す。このうち6面は床がコンクリートだったが最近、改修工事が行われ、すべてが床材の上にタラフレックス(マット)を敷いたコートとなり、6月5日に落成式が行われた ここでプレーできるのは会員とその家族、または会員が招いたゲストのみ。
Tournament with ‘National’
フィリピンバドミントン協会(PBA)が、5月13~16日に開催された国内大会「フライパワー・ナショナル・エイジグループ・バドミントン・チャンピオンシップス」の運営者に噛みついた。大会名に「ナショナル」を使用したことで、政府のスポーツ機関である協会の権威を軽んじたとして警告を発した 協会の主張は、「ナショナル」と銘打った大会は協会が運営すべきというもので、運営者側に対し、大会の2週間前、大会名から「ナショナル」の文言を外すよう文書で命じたという これに対し運営者は▼大会の宣材を既に印刷済み▼文字通り全国から参加者を集めた大会であること▼「ナショナル」の文言に特許はなく、誰でも使用できる――などの理由を挙げ、協会に「ナショナル」を外すのは無理と伝え、そのままの名称で大会を開催した 協会は現在、韓国のほか、東南アジア各国でプレゼンスを高めている台湾系ビクター(VICTOR)と用具の提供契約を交わしており、競合となるインドネシアのブランド、フライパワー(FLYPOWER)が「ナショナル」の大会スポンサーとなることを問題視したのだ