スーパーシリーズ(SS)ファイナルがきょう5日、台湾で開幕する。種目ごとに昨年のSSランク上位8人(または8ペア)のみが出場できるこの大会、通常のトーナメントとは異なり、4人(4ペア)づつに分かれて総当たりの一次リーグを戦い、各組の上位2人(2ペア)が準決勝に進むシステムになっている
World No.1’s coach resigns
男子シングルス世界ランク1位、リー・チョンウェイ選手を長く支えてきたマレーシアのナショナルコーチ、ミスブン・シデク氏が12月31日付でマレーシアバドミントン協会(BAM)に辞表を提出していたことが分かった 3日付地元紙スターによると、詳細は明らかにされていないが、協会トップが下した幾つかの決定に不満があったのが理由とされる シデク氏自身はこの件についてコメントしていない。ただリー選手は、「2012年ロンドン五輪に向けたすべての大会の準備のためにシデク氏が必要」とコメント。ここ数年の同選手の成功は同氏のおかげと明言し、協会に対し、シデク氏の辞意を真剣に受け止め、再考をうながすべく働きかけを行うよう要請した リー選手はまた、「過去2年間、多くの国際大会で優勝してきたが、彼ら(協会幹部)は1つか2つの敗北にばかり目をやり満足せず、選手やコーチの感情に配慮しない」と協会批判を行った。その上で、必要とあれば協会(=ナショナルチーム)を離れる可能性も示唆している リー選手は昨年、出場したスーパーシリーズ(SS)7戦のうち6勝と、他選手を寄せ付けない強さを示し世界1位を堅持した。一方で、世界選手権、トマス杯、アジア競技大会といった大きなイベントでは敗れた
From Courtside 2010
2010年のシーズンも終わり、2011年はいよいよ、ロンドン五輪出場枠獲得に向け、各国・地域の選手による世界ランクを競うオリンピックレースが本格化する 2010年は、中国をはじめとするバドミントン強国に対抗する新興勢力の躍進が確認された年だった。とりわけ女子では、スーパーシリーズ(SS)3勝。中でも最終戦の香港オープンでは中国トップ選手を下して栄冠をつかんだインドの20歳サイナ・ネワル選手や、弱冠15歳ながらグランプリ(GP)とGPゴールドでそれぞれ1勝と結果を残したタイのインタノン・ラッチャノク選手の台頭が光った また韓国チームがユーバー杯で、7連覇を狙った中国を決勝で下す番狂わせを演じた。ただ中国はこのときの敗戦を糧に、アジア競技大会で見事にリベンジを果たしている
Asian Para Games
アジアパラ競技大会バドミントンが13~18日、14カ国・地域から139人の選手が参加して開催された。メダル獲得数でトップに立ったのはマレーシア。これに中国、韓国、ベトナムが続いた。日本は国・地域別で7位だった 日本選手では、女子シングルスの鈴木亜弥子選手(23)が立位・上肢障害部門(BMSTU5)で金メダル。男子シングルスの浦哲雄選手(35)が立位・上肢障害部門(BMSTU4)、長嶋理選手(31)が車いす部門(BMW2)で、それぞれ銅メダルを獲得した
Non-Chinese wins 4 out of 5
香港オープン・スーパーシリーズ(SS)決勝、20歳同士の対決となった女子シングルスで、インドのサイナ・ネワル選手が今大会好調の中国ワン・シーシャン選手を逆転(15-21,21-16,21-17)で下し、シンガポールオープン、インドネシアオープンに続く今年3つ目のSSタイトルを手にした。どちらが勝ってもおかしくない一進一退の試合展開だったが、最終的に、ネワル選手の頭を使った冷静な試合運びが勝利を呼び込んだ 混合ダブルスでは、デンマークのヨアキム・フィッシャー・ニールセン/クリスティナ・ペダーセン組が、今年の全英オープンSSとジャパンオープンSSを制した中国ツァン・ナン/ツァオ・ユンレイ組をフルゲーム(22-20,14-21,22-20)の末に破り、優勝。歓喜の雄たけびを上げた