Day 2 of WorldChampionships

世界選手権2日目、男子シングルス1回戦と、それ以外の種目の2回戦が行われた 男子シングルスでは、佐々木翔選手(世界ランク12位)と山田和司選手(世界20位)が初戦に臨んだ。山田選手はブラジル選手にストレート勝ち。「シャトルが飛ばずに苦労した」と試合後、感想を語り、あす10日の中国ドゥ・ペンユ選手(世界8位)との対戦については、ラリーで挑んでくるため、飛ばないシャトルへの対応を含め、我慢比べになると予想した。その上で、この試合に勝って佐々木選手と対戦したいと述べた 佐々木選手は、格下の相手に苦戦を強いられた。試合後、「コートの感覚が思っていたのと全然違い球が走らず、最初は点の取り方が分からなかった」と振り返ったように、フランス選手に第1ゲームを奪われる苦しい立ち上がり。しかし徐々に流れをつかむと、第2、第3ゲームを連取して勝利した。順調にいけば次々戦で山田選手とぶつかるが、「(先に山田選手が対戦する)中国選手に日本選手が2人続けて負けるわけにはいかない」と、日本代表としての意気込みを示した 一方、女子シングルスでは、2回戦から出場のエース、廣瀬栄理子選手(世界17位)と、前日の1回戦を勝ち上がってきた後藤愛選手(世界24位)が、いずれもパワーで押してくる若手選手に敗れた

Day 1 of WorldChampionships

ロンドン五輪の前哨戦と位置付けられる世界選手権が8日、英国ロンドンのウェンブリ―アリーナで開幕した 1977年にスタートし今年で19回目を迎えるこの大会、日本勢の中で初日に登場したのは、男子シングルスの田児賢一選手、女子シングルスの後藤愛選手、男子ダブルスの数野健太・廣部好輝組、混合ダブルスの橋本博且・藤井瑞希組 このうち後藤選手(世界ランク23位)は当初、中国のルー・ラン選手とのごくわずかなポイント差で世界選手権への出場資格を逃していたが、他国選手の出場辞退などを受け滑り込みで出場を果たした 初戦は緊張したと言いながらも、スロベニアのマヤ・トビルディ選手(世界67位)を21-11,21-13と危なげなく下した後藤選手、一度は出場の道が途絶えてやる気を失いかけたが、わずかでも可能性があるかぎり準備をするようにとの米倉加奈子コーチの言葉などに背中を押され、滑り込みで出場資格を獲得した経緯があるため、試合後は「出られるだけでありがたい」の言葉を繰り返した

Draw of WorldChampionships revealed

ロンドン五輪と同じ会場「ウェンブリーアリーナ」で8月8日に開幕する世界選手権の組み合わせ抽選会が25日、マレーシアの世界バドミントン連盟(BWF)本部で行われた 中国の17枠に続く、16枠(シングルス6人、ダブルス10組)の出場枠を獲得した日本の各選手の初戦の対戦相手は以下の通り。男子シングルスを除き、シード選手は2回戦からの登場となる

Ready for WorldChampionships in London

来年7月27日に開会式を迎えるロンドン五輪まで残すところ1年余りとなったが、その前哨戦となるバドミントンの最上位大会、世界選手権の組み合わせ抽選会が、今月25日、マレーシア・クアラルンプールの世界バドミントン連盟(BWF)本部で行われる BWFは5月初め、規定に従い、4月28日付世界ランキングを基に出場有資格選手を発表。その後、各国・地域の連盟・協会に該当選手の出場の可否を確認し、大陸枠選手などを加えて調整を行った結果、今月に入り、男子シングルス64人、女子シングルス48人、男子ダブルス48組、女子ダブルス48組、混合ダブルス48組から成る最新の出場者リストを提示した 当初、日本からは以下の選手が出場資格を得ていた(世界ランクは4月28日時点のもの)

World Ranking doesn’t matter : BAM

マレーシアバドミントン協会(BAM)は、8月に英国・ロンドンで開催される世界選手権に出場する自国選手に関し、直接、出場枠獲得に寄与した世界ランク上位のプロより、ランク下位の協会所属ナショナルチームメンバーを優先する決定を下した 世界バドミントン連盟(BWF)が4月28日付世界ランキングを基に出場資格を与えていたマレーシアの男子ダブルス選手は、世界4位のクーケンケット/タン・ブンヒョン組と世界16位のタン・ビンシェン/ガン・テクチャイ組 各国・地域に種目ごとで与えられる出場枠は最大4枠。その条件は、◆世界ランク1~8位に4人または4組以上入れば最大4枠◆世界ランク24位までに3人または3組以上入れば最大3枠◆世界ランク150位までに2人または2組以上入れば最大2枠――で、世界24位までに2組しか入っていないマレーシアの男子ダブルス出場枠は2枠のみとなる ナショナルチームメンバーであるモハド・ザクリ・アブドゥル・ラティフ/フーン・ティエンハウ組はこの時点で世界32位で、マレーシアペアの中で3番手どころか6番手に位置していた ただ出場資格を得た個々の選手が実際に出場できるかどうかは、各国・地域のバドミントン協会の承認(12日締め切り)を待って確定することになっている。15日付マレーシア紙スターによると、