ジャパンオープン(SUPER750)があす25日、開幕する。ディフェンディングチャンピオンである西本拳太に BadPaL が大会直前の意気込みを聞いた
2022年、自国で初優勝を遂げた西本には、◆アルディ・ウィラナタ(1991~92年)◆ピーター・ゲード(98~99年)◆リン・ダン(2005~06年)◆リー・チョンウェイ(12~14年)◆桃田賢斗(18~19年)――の5人しか成し遂げていない、男子シングルス連覇の期待がかかる
西本は BadPaL に対し、「今回、(男子シングルスで)2連覇を狙えるのは自分しかいないので、その立場を存分に楽しみながら、しっかり一戦一戦を死ぬ気で戦いたい」という
また、競技活動を支援してくれるスポンサー企業に関して、「用具(ビクター)を使用する日本代表選手は自分しかいないし、所属企業(ジェイテクト)から出場するのも自分だけなので、そこの責任というものはしっかり持ってやりたいと思う」と強調する
男子シングルスでは、世界ランク1位で、五輪と世界選手権というメジャーな個人タイトル2つを現在ともに保有しているビクター・アクセルセンを除くと、注目は“奈良岡世代”を中心にした若手へとシフトしつつある
ただ、37歳になった今年初めてデンマーク国内選手権を制するなど高い競技レベルを維持するハンス・クリスチャン・ビッティングスや、30代半ばまで日本のトップとして現役を続けた佐々木翔への敬意を口にする西本。「身体も含め、心もまだ成長できる部分はたくさんあると思う。年齢を言い訳にはしたくないので、色んな方々の力をお借りしながら、しっかり結果で体現していきたい.。自分の全盛期はこれからなので」と意気込みを示した
西本は、大阪開催となった昨年のジャパンオープン優勝の後、ワールドツアーで、◆優勝1回(=SUPER300)◆ベスト4が1回(=SUPER500)◆ベスト8が5回――という結果を残している

