世界バドミントン連盟(BWF)が今年スタートさせたワールドツアーの最下部に位置する「SUPER100」が、秋田とロシア・ウラジオストクで同時開催され、日本勢は合わせて4つのタイトルを獲得した
新設の秋田マスターズで初代チャンピオンの座に着いたのは、前週、上位大会シンガポールオープン(SUPER500)を制したばかりの高橋沙也加と櫻本絢子・髙畑祐紀子組。グレード下位の大会ながら、それぞれ今シーズン4勝目、6勝目を飾った
加えて、混合ダブルスの権藤公平・栗原文音組が、3月から国際大会への参戦を始め、◆ベトナムインターナショナルチャレンジ(2回戦負け)◆大阪インターナショナルチャレンジ(1回戦負け)◆マレーシアインターナショナルチャレンジ(1回戦負け)◆カナダオープン(SUPER100、2回戦負け)――に次ぐ5大会目で、初優勝を遂げた
◆秋田マスターズ決勝の結果
【男子シングルス】イーサン・マウラナ・ムストファ(インドネシア、第2シード)<10-21,13-21>シッティコム・タマシン(タイ、第8シード)
【女子シングルス】高橋沙也加(第1シード)<21-11,13-21,21-18>漆﨑真子
【男子ダブルス】モー・レザ・パーレビ・イスファハニ/アクバル・ビンタン・カーヨノ(インドネシア)<21-16,21-6>橋本博且・佐伯祐行
【女子ダブルス】櫻本絢子・髙畑祐紀子(第2シード)<23-21,21-11>志田千陽・松山奈未
【混合ダブルス】アルフィアン・エコ・プラセトヤ/アンジェリカ・ウィラタマ(インドネシア)<9-21,23-21,17-21>権藤公平・栗原文音
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一方、ロシアオープンで優勝したのは、星千智・中西貴映組。ペアとしての国際大会への出場は2月のオーストリアンインターナショナルチャレンジに続いて2大会目で、2連勝となった
この大会で日本勢は過去に、【2010年】上田拓馬、栗原文音【11年】佐藤翔治・川前直樹【12年】坂井一将、橋本由衣【13年】大堀彩【14年】大堀彩、数野健太・山田和司、三木佑里子・米元小春、垰畑亮太・新玉美郷【17年】松田蒼・荒木茜羽――が優勝している
◆ロシアオープン決勝の結果
【男子シングルス】ソウラブ・ヴェルマ(インド、第8シード)<18-21,21-12,21-17>渡邉航貴
【女子シングルス】ホー・エンメイ(マレーシア)<22-20,11-21,21-18>海老原詩織
【男子ダブルス】アレクサンドル・ジンチェンコ/コンスタンチン・アブラモフ(ロシア、第2シード)<棄権>モハマド・アリフ・アブドゥル・ラティフ/ヌル・モハド・アズリン・アユブ(マレーシア)
【女子ダブルス】リー・メンイーン/チョウ・メイクアン(マレーシア、第1シード)<11-21,18-21>星千智・中西貴映
【混合ダブルス】ロハン・カプール/クフー・ガーグ(インド、第2シード)<19-21,17-21>ウラジミール・イワノフ/キム・ミンキョン(ロシア/韓国)