Good, bad and confusing : voices from Japanese shuttlers

シンガポールオープンSS1回戦、日本勢は男子シングルス1人、女子シングルス2人、男子ダブルス2組、女子ダブルス2組が勝ち、2回戦に進んだ。BadPaL は試合会場のシンガポールインドアアリーナで、各選手から試合後、今シーズンここまでの戦いを含め、コメントを聞いた

R1-Kento

【R1】 Kento MOMOTA

桃田賢斗選手 : 世界ランク22位の香港ウェイ・ナン選手にストレート勝ち。自分に実力が十分についたとは思わないが、さらに上を目指すためには負けられない相手。常に押していけたのは良かった。今シーズンは、全英オープンSSプレマイとマレーシアオープンSSプレミアでベスト8に入った。ベスト8は、年内のシード権獲得に向け世界ランク8位以内を目指す上での最低ラインとして評価できる。ただ、準々決勝では、そこまで勝ち上がるのにバテてしまい何が何だか分からない状況で負けていた昨年より戦える体力はついたが、まだまだ

R1-Nozomi

【R1】 Nozomi OKUHARA

奥原希望選手 : 1年前のマレーシアオープングランプリ(GP)ゴールドで敗れたインドネシアのアドリアンティ・フィルダサリ選手が相手。疲れから、アップの段階から感覚的に体が重く、色々と考えすぎてしまい、嫌な印象を持って試合に入ってしまった。それでも、自分の状態が良くない中、五輪レースでも同じ状況が起こり得ると想定して色々と試してみる気持ちで臨み、やっているうちに良くなっていった。初めて経験する、風の影響が強いとされるシンガポールの試合会場については、普段なら風があっても体の動きでカバーできる自信がある。今回は本調子でなく不安はあったが、思っていたほどではなく対応できた

R1-Akane

【R1】 Akane YAMAGUCHI

山口茜選手 : 3月にスイスオープンGPゴールドで初黒星を喫したジュニア時代からのライバル、タイのブサナン・ウンバンルンパン選手に危なげなくストレート勝ち。スイスの時もリードする展開だったが、自らミスして自滅した。ジュニア時代に比べ、自分は変わっていないと思うが、ブサナン選手はもっと自由にプレーしているように感じ、少しやりにくくなった。前週のマレーシアオープンで敗れた中国リ・シュエリ選手について、内容的にはジャパンオープンで対戦した時より良かったが、勝負どころでやられた。前回は試合ができて良かった、今回は悔しいと思えたことが成長した部分。また、昨年に比べると、各大会に臨む準備はできるようになった

R1-HIRAHASHI

【R1】 Noriyasu HIRATA / Hirokatsu HASHIMOTO

平田典靖・橋本博且組 : 北京五輪金メダリストのマルキス・キド選手が若手のアグリピナ・プリマ・ラーマント・プトラ選手と組むインドネシアペアに、ファイナルゲームまでねばられるも、振り切って勝利。前週マレーシアオープンの初戦敗退を引きずらなかった。今シーズンここまで、負けた試合も含めていいゲームができている。調子は悪くない。インドオープンではベスト8に入れた。シード権が取れるよう、今大会を含め出場するSSすべてでベスト8以上を目指す

【R1】 HAYAKAWA / ENDO

【R1】 Hiroyuki ENDO / Kenichi HAYAKAWA

早川賢一・遠藤大由組 : ロンドン五輪金メダリスト、カイ・ユン選手を擁する中国ペア相手に臆することなく攻勢をかけ、一度もリードを許さず第1ゲーム先取。第2ゲームは終盤、1点を争う競り合いになるも、気持ちを緩めずストレート勝ちした。前々週のインドオープン、前週のマレーシアオープンでの反省を踏まえ、サーブ回りやクロスへのレシーブなど、事前にこうやろうと2人で話し合っていたプレーができた。全英ベスト4の後、インドとマレーシアではベスト8に入ったが、シードペアとしては失敗だった

R1-AyaTOMO

【R1】 Ayaka TAKAHASHI / Misaki MATSUTOMO

高橋礼華・松友美佐紀組 : 前々週のインドオープン初戦と同じタイペアとの再戦になったが、前週マレーシアオープン初戦敗退の影響をまったく感じさせない快勝だった。昨シーズンをSSファイナル優勝で締めくくった日本トップペアは今シーズン、SS開幕戦の全英オープンで1回戦負け。2戦目のインドで優勝。3戦目のマレーシアで再び1回戦負けと結果が安定しない。全英とその前のドイツオープンGPゴールドについては、高橋選手のねんざがあり欠場も考えたが、五輪レース中のことを想定してあえて出場。1人が万全に動けないとこうなる、といったことが学べたという。体調を整えて臨んだインドでは最高の結果を得るが、直後のマレーシアではまたも初戦敗退。背景には、相手が中国ペアだったこともあるが、インドで優勝したその夜に移動。到着したその日に練習と、詰め込んだことによる疲労があった。それでも、レース中にもあり得る連戦時における体の休め方を学べたと前向きだ

R1-MAEKAKI

【R1】 Miyuki MAEDA / Reika KAKIIWA

前田美順・垣岩令佳組 : 地元シンガポールのペアをきっちり抑え込んで初戦突破。クリアを多用しない相手ということもあり、どんどん前に詰めて積極的に攻撃的なフォーメーションを作り出そうとする意図が昨シーズンよりしっかり伝わってくる試合だった。初戦にしては、自分たちの思うようなプレーができた。今シーズンはここまで、全英ベスト8、インド2回戦負け、マレーシア1回戦負けという結果だが、内容的にはまだまだ上に行けるというプレーができているという

一方、1回戦で敗れた日本選手のコメントは以下の通り

R1-Takuma

【R1】 Takuma UEDA

上田拓馬選手 : デンマークのハンス・クリスチャン・ビティングス選手に第2ゲーム、20-20で追いつきながら、突き放され敗退。あそこまでいったら、泥臭く、がむしゃらに1点をもぎ取りにいかないと。その気持ちが弱かった。前週のマレーシアオープン1回戦で敗れた世界1位の中国チェン・ロン選手はまだ難しいとしても、ビティングス選手のような世界ランク10位前後は、今倒していかなければいけない相手。このままでは、5月から五輪レースに突入しても、出場権争い絡んでいけるか。時間はあまりないが、メンタル部分のさらなる強化などに引き続き取り組んでいきたい。全英とインドで世界ランク上位の中国ワン・ツェンミン選手に勝てたことは自信になった

R1-TAGO

【R1】 Kenichi TAGO

田児賢一選手 : 過去の対戦成績では6勝1敗と上回る香港の実力者フ・ユン選手に、2012年6月以来のストレート負け。まだ、気持ちの部分が戻ってこない。変わらずに練習、試合はしているが、乗っていけずにうまくいかない。世界のトップ選手なら多くが経験していると思うが、長いこと意識を高く持って競技を続けてきた結果、燃え尽きのような状態になっている。(気持ちを取り戻すのは)難しいが、結局は、自分が強くなりたいかどうか、という基本の部分に戻ってくると思う。待っていてもだめ。新たな火種は自分から見つけに行かないと

R1-Minatsu

【R1】 Minatsu MITANI

三谷美菜津選手 : 第1ゲームを先取しながら、続く2ゲームを落とし逆転負け。ここのように風のある体育館に苦手意識がある。飛ぶ方のコートに入った時、クリアがうまく使えず、プレーが小さくなってしまう。五輪レースに向け、5月のオーストラリアンオープンSSまでに、とりわけ疲れたときに気持ちをうまくコントロールできるよう修正していきたい

R1-SONOKAMU

【R1】 Keigo SONODA / Takeshi KAMURA

園田啓悟・嘉村健士組 : 男子ダブルスと混合ダブルスのロンドン五輪金メダリストが組む中国ペアに真っ向からぶつかっていくも跳ね返された。今シーズン、べス8に入った全英まではいい形ができていたが、インド、マレーシアでも同じ負け方をして、どうしていいか分からない状態に。初めて臨む五輪レースに向けては、ここまでで8シードに入るすべてのペアと対戦できたことをプラスと考える。今後は、得意とするドライブ勝負だけではなく、大きな展開もできるように2人で取り組んでいく。若いので、結果を求めつつも楽しんでいきたい

R1-YONAMAN

【R1】 Kurumi YONAO / Naoko FUKUMAN

福万尚子・與猶くるみ組 : 世界ランク上位ながら実力拮抗のタイペアをファイナルゲーム18-17までリードするが競り負け、初戦敗退。相手の方が冷静で球を沈めてきていた。これまで参戦したSSでは、ユー・ヤン/ワン・シャオリ組やルオ姉妹といった強い中国ペア相手でも、負けはしたが、競ることはできた。逆に世界ランク下位の相手にはしっかりやればストレートで勝てるのにファイナルゲームまで持ち込まれた。戦略は2人で話し合いできていた。後半の点の取り方が課題

日本選手1回戦の結果

【男子シングルス】

桃田賢斗(世界11位)〈21-13,21-12〉ウェイ・ナン(香港、世界22位)

ハンス・クリスチャン・ビティングス(世界9位)〈21-18,22-20〉上田拓馬(世界23位)

フ・ユン(香港、世界12位)〈21-15,21-5〉田児賢一(世界27位)

【女子シングルス】

奥原希望(世界11位)〈21-10,21-12〉アドリアンティ・フィルダサリ(インドネシア、世界23位)

山口茜(世界13位)〈21-15,21-13〉ブサナン・ウンバンルンパン(タイ、世界19位)

三谷美菜津(世界18位)〈21-9,13-21,13-21〉リンダウェニ・ファネトリ(インドネシア、世界51位)

橋本由衣(世界29位※予選勝ち上がり)〈17-21,21-12,18-21〉ベラエトリックス・マヌプティ(インドネシア、世界69位※予選繰り上がり)

【男子ダブルス】

早川賢一・遠藤大由(世界5位)〈21-17,24-22〉カイ・ユン/ルー・カイ(中国、世界13位)

平田典靖・橋本博且(世界12位)〈21-12,13-21,21-12〉マルキス・キド/アグリピナ・プリマ・ラーマント・プトラ(インドネシア、世界146位※予選勝ち上がり)

フー・ハイファン/ツァン・ナン(中国、世界11位)〈21-12,21-18〉園田啓悟・嘉村健士(世界17位)

【女子ダブルス】

高橋礼華・松友美佐紀(世界1位)〈21-14,21-13〉クンチャラ・ウォラビチッチャイクン/ドゥアンアノン・アルンゲーソン(タイ、世界28位)

前田美順・垣岩令佳(世界5位)〈21-9,21-12〉シンタ・ムリア・サリ/ユーヤン・バネッサ・ネオ(シンガポール、世界58位)

サプシリー・タエラッタナチャイ/プティッタ・スパジラクン(タイ、世界22位)〈14-21,21-17,21-18〉福万尚子・與猶くるみ(世界37位)

 

日本選手2回戦の対戦カード

【男子シングルス】

チョウ・ティエンチェン(台湾、世界7位)対桃田賢斗(世界11位)

【女子シングルス】

ソン・ジヒョン(韓国、世界4位)対奥原希望(世界11位)

ベ・ヨンジュ(韓国、世界10位)対山口茜(世界13位)

【男子ダブルス】

早川賢一・遠藤大由(世界5位)対キム・サラン/キム・ギジョン(韓国、世界14位)

イ・ヨンデ/ユ・ヨンソン(韓国、世界1位)対平田典靖・橋本博且(世界12位)

【女子ダブルス】

高橋礼華・松友美佐紀(世界1位)対キム・ソヨン/チェ・ユジョン(韓国、世界223位)

前田美順・垣岩令佳(世界5位)対サプシリー・タエラッタナチャイ/プティッタ・スパジラクン(タイ、世界22位)

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