タイマスターズ（SUPER300）は４日、決勝が行われ、大堀彩がワールドツアー初優勝を遂げた
世界バドミントン連盟（ＢＷＦ）が、スーパーシリーズに代えて2018年から導入したワールドツアーのシステムの下、大堀はこれまで一度も優勝できていなかったが、ようやく初タイトルを手にした
現在、世界ランキングで日本２番手につける大堀は昨シーズン後半、アジア大会個人戦２回戦でタイ・ツーイン、フレンチオープン準々決勝でカロリナ・マリンと、鬼門だった上位陣から初勝利を挙げ自信をつかんだ。この大会でも、国際大会では2014年の初対戦で勝った後、10連敗中だった奥原希望を破っている
ファイナルまで含めたワールドツアーで日本の女子シングルス陣はほかに、◆山口茜：16勝◆奥原希望：７勝（SUPER100を含む）◆髙橋沙也加：４勝（SUPER100を含む）◆三谷美菜津：２勝（SUPER100を含む）◆川上沙恵奈：１勝（SUPER100）◆齋藤栞：１勝（SUPER100）◆宮崎友花：１勝（SUPER100）――の７人が優勝実績を持つ
大堀は今回と同じタイで、2016年タイオープングランプリ（GＰ）ゴールドを制している
女子シングルス以外では、開催国タイの選手が４種目で決勝に進み、女子ダブルスと混合ダブルスの２種目で優勝した
◆決勝の結果
【女子シングルス】大堀彩（世界15位）＜18-２１,２１-17,２１-13＞スパニダ・カテトン（タイ、世界17位）
【男子シングルス】ロー・キーンユー（シンガポール、世界12位）＜16-２１,２１-6,16-２１＞チョウ・ティエンチェン（台湾、世界14位）
【男子ダブルス】ホー・ジティン／レン・シャンユ（中国、世界16位）＜16-２１,２１-14,２１-13＞パッカポン・ティーララットサクン／ピーラッチャイ・スクプン（タイ、世界76位※予選勝ち上がり）
【女子ダブルス】ヌンタカーン・エイムサアード／ベニャパ・エイムサアード（タイ、世界13位）＜２１-13,17-２１,２７-25＞ルオ・シューミン／リ・イージン（中国、世界25位）
【混合ダブルス】デチャポン・プアバラヌクロー／サプシリー・テラッタナチャイ（タイ、世界６位）＜２１-18,２１-12＞チェン・タンジエ／トー・イ―ウェイ（マレーシア、世界９位）
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