インドオープンスーパーシリーズ(SS)が24日デリーで開幕し、マレーシア、シンガポールと続くSSアジア3連戦がスタートした。五輪レース前ということで、有力選手の中には2大会のみに注力する動きもみられ、男子シングルス世界ランク1位の中国チェン・ロン選手は最初のインド、同3位の中国リン・ダン選手は最後のシンガポールにエントリーしていない。日本勢の中では、全国高校選抜大会(25~28日)に出場する山口茜選手のほか、田児賢一選手が最初のインドを回避しマレーシアから参戦する
世界バドミントン連盟(BWF)は今年から、例年1月に実施ししてきたマレーシアオープンSSプレミアと韓国オープンSSの開催時期を、それぞれ4月と9月に先送りした。そのためSSを主戦場とする日本A代表の多くはここまで、公式戦への出場がドイツ(またはスイス)オープングランプリ(GP)ゴールドと全英オープンSSプレミアの2つにとどまっている。ただ、上田拓馬、奥原希望、橋本由衣の3選手は下位大会への自費参加も含め既に4大会を消化。3月初めの全英オープンに続く今シーズン2つ目のSS、インドオープンが5大会目となる
日本選手1回戦の対戦カード
【男子シングルス】
ヤン・ヨルゲンセン(デンマーク、世界2位)対佐々木翔(世界12位)
桃田賢斗(世界15位)対マーク・ツイブラー(ドイツ、世界18位)
上田拓馬(世界24位)対ウォン・ウィンキ(香港、世界25位)
【女子シングルス】
奥原希望(世界14位)対ジェイミー・スバンディ(アメリカ、世界54位)
三谷美菜津(世界18位)対クフー・ガルグ(インド、世界497位※予選勝ち上がり)
橋本由衣(世界37位)対サヤリ・ゴカール(インド、世界220位※予選繰り上がり)
【男子ダブルス】
早川賢一・遠藤大由(世界5位)対B.サミート・レディ/マヌ・アトリ(インド、世界27位)
平田典靖・橋本博且(世界12位)対ガウラブ・ヴェンカット/M.アニクマール・ラジュ(インド、世界242位※予選勝ち上がり)
マッズ・コンラド・ペターセン/マッズ・ピーラー・コルディング(デンマーク、世界10位)対園田啓悟・嘉村健士(世界16位)
【女子ダブルス】
高橋礼華・松友美佐紀(世界2位)対クンチャラ・ウォラビチッチャイクン/ドゥアンアノン・アルンゲーソン(タイ、世界25位)
前田美順・垣岩令佳(世界5位)対リヤ・ピライ/シルティ・ムンダダ(インド、世界176位)
リム・インルー/リー・メンイーン(マレーシア、世界37位)対福万尚子・與猶くるみ(世界45位)
【混合ダブルス】
早川賢一・松友美佐紀(世界28位)対ウォン・ファイイン/チョウ・メイクアン(マレーシア、世界46位)
園田啓悟・福万尚子対リシャブ・サーデブ/モヒタ・サーデブ(インド)