Non-Chinese wins 4 out of 5

Indian heroine overcome the best of China

香港オープン・スーパーシリーズ(SS)決勝、20歳同士の対決となった女子シングルスで、インドのサイナ・ネワル選手が今大会好調の中国ワン・シーシャン選手を逆転(15-21,21-16,21-17)で下し、シンガポールオープン、インドネシアオープンに続く今年3つ目のSSタイトルを手にした。どちらが勝ってもおかしくない一進一退の試合展開だったが、最終的に、ネワル選手の頭を使った冷静な試合運びが勝利を呼び込んだ

Danish shine Gold in HK

混合ダブルスでは、デンマークのヨアキム・フィッシャー・ニールセン/クリスティナ・ペダーセン組が、今年の全英オープンSSとジャパンオープンSSを制した中国ツァン・ナン/ツァオ・ユンレイ組をフルゲーム(22-20,14-21,22-20)の末に破り、優勝。歓喜の雄たけびを上げた

男子ダブルスは、準決勝で強豪のチョン・ジェソン/イ・ヨンデ組(韓国)に勝って勢いに乗るマルキス・キド/ヘンドラ・セティアワン組(インドネシア)が優位と思われた。しかし、チョン/イ組と同じ韓国のコ・ソンヒョン/ユ・ヨンソン組が力強い安定したプレーを見せ21-19,13-21,23-21で勝利し、3月のスイスSS、8月のマカオオープンGPに次ぐ今年3勝目を挙げた

Revenge of Korean

なお試合後、惜しくも優勝を逃したセティアワン選手はBadPaLに対し、現在所属している日本の実業団、トナミ運輸のチームメートである平田・橋本組の全日本総合選手権での勝利を喜ぶと同時に、直ちに日本に戻り日本リーグ優勝に向け準備をすると述べた

Yonex sponsored players’ achievement

男子シングルスは、リー・チョンウェイタウフィック・ヒダヤットという2人の人気選手による対戦で観客の期待が高まった。第1ゲームは期待に違わず、高度な技術と鋭いショットの応酬で両者一歩も譲らぬ展開。積極的に攻めるタウフィック選手が終盤19-17とリードするも、ここからリー選手が4連続ポイント。21-19でこのゲームを奪う。すると第2ゲームは一転してリー選手の一方的な試合となり、最後は21-9で決着。リー選手は大会2連覇と、◆韓国(1月)◆マレーシア(1月)◆全英(3月)◆インドネシア(6月)◆日本(9月)――に次ぐ、今年のSS12戦中6勝目を達成した

Happy smile of Chinese champs

女子ダブルスは、世界ランクで見ると1位のチェン・ウェンシン/チエン・ユーチン組(台湾)に46位のワン・シャオリ/ユーヤン組(中国)が挑む構図。しかし実際は、それぞれ別のペアで優れた実績を有するワン/ユー組の強さばかりが際立つ試合となり、結果は21-11,21-12とワン/ユー組の圧勝に終わった

1982年から主要なバドミントン競技の会場として使用されてきたクイーンエリザベススタジアムでの香港オープンは今年でひとまず終了。来年以降は、はるかに規模の大きい香港コロシアム(香港体育館)での開催となる

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