昨年1年間で最も活躍したスポーツ選手・団体を表彰する「ローレウス世界スポーツ賞(Laureus World Sportsman of the Year)」の授賞式が6日、英国・ロンドンで行われた。その会場にノミネート選手ではないバドミントンのリン・ダン選手(中国)が、主催者招待により姿を見せた リン・ダン選手は昨年、世界ランクこそ1位に届かなかったものの、五輪に並び称される最高峰の大会、世界選手権(10月)で世界トップを長く維持するライバル、リー・チョンウェイ選手(マレーシア)を決勝で下し、自身4度目となる世界チャンピオンの称号を獲得。実力ナンバーワンをあらためて実証した。2008年の北京五輪金メダルから現在まで続くゆるぎない実績を踏まえ、今回、国際的にはマイナースポーツの部類に属するバドミントンの選手としては過去に例のない来賓として招かれたようだ
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Olympic Gold medalist gets married in Jakarta
北京五輪の男子ダブルス金メダリスト、インドネシアのマルキス・キド選手が10日、婚約者のリカ・サリ・パウェストリさんとジャカルタで予定通り結婚式を挙げた 多忙なスケジュールを調整し、伝統的な衣装に身を包んで晴れの舞台に臨んだ2人は、インドネシアを代表するバドミントンプレーヤーをはじめ、この日、式に参列した大勢の人から祝福を受けた。ただ、来月初めにロンドンで開催される世界選手権(8月8~14日)を控えているため、ハネムーンはそれが終わってからになるようだ 一方、キド選手のパートナーで、日本の実業団チーム、トナミ運輸の一員としてもプレーしているヘンドラ・セティアワン選手も、10月9日に挙式の予定だ 今年は韓国でも、男子ダブルスのチョン・ジェソン選手がゴールイン。また、北京五輪で混合ダブルス金、女子ダブルス銀と2つのメダルを獲得し、昨年末のアジア競技大会混合ダブルス優勝を最後に一線を退いた女子ダブルスのイ・ヒョジュン選手も結婚の意向を明かすなど、世界トップクラスのバドミントン選手の結婚の話題が続いている
World No.1’s coach resigns
男子シングルス世界ランク1位、リー・チョンウェイ選手を長く支えてきたマレーシアのナショナルコーチ、ミスブン・シデク氏が12月31日付でマレーシアバドミントン協会(BAM)に辞表を提出していたことが分かった 3日付地元紙スターによると、詳細は明らかにされていないが、協会トップが下した幾つかの決定に不満があったのが理由とされる シデク氏自身はこの件についてコメントしていない。ただリー選手は、「2012年ロンドン五輪に向けたすべての大会の準備のためにシデク氏が必要」とコメント。ここ数年の同選手の成功は同氏のおかげと明言し、協会に対し、シデク氏の辞意を真剣に受け止め、再考をうながすべく働きかけを行うよう要請した リー選手はまた、「過去2年間、多くの国際大会で優勝してきたが、彼ら(協会幹部)は1つか2つの敗北にばかり目をやり満足せず、選手やコーチの感情に配慮しない」と協会批判を行った。その上で、必要とあれば協会(=ナショナルチーム)を離れる可能性も示唆している リー選手は昨年、出場したスーパーシリーズ(SS)7戦のうち6勝と、他選手を寄せ付けない強さを示し世界1位を堅持した。一方で、世界選手権、トマス杯、アジア競技大会といった大きなイベントでは敗れた