From Courtside 2010

2010年のシーズンも終わり、2011年はいよいよ、ロンドン五輪出場枠獲得に向け、各国・地域の選手による世界ランクを競うオリンピックレースが本格化する 2010年は、中国をはじめとするバドミントン強国に対抗する新興勢力の躍進が確認された年だった。とりわけ女子では、スーパーシリーズ(SS)3勝。中でも最終戦の香港オープンでは中国トップ選手を下して栄冠をつかんだインドの20歳サイナ・ネワル選手や、弱冠15歳ながらグランプリ(GP)とGPゴールドでそれぞれ1勝と結果を残したタイのインタノン・ラッチャノク選手の台頭が光った また韓国チームがユーバー杯で、7連覇を狙った中国を決勝で下す番狂わせを演じた。ただ中国はこのときの敗戦を糧に、アジア競技大会で見事にリベンジを果たしている