ロンドン五輪バドミントン8日目、女子ダブルス決勝に臨んだ藤井瑞希・垣岩令佳組は出だしにつまづき、大舞台で緊張から崩れる苦い経験を繰り返すかと思われた。しかし立て直して世界ランク2位の中国ペアと互角に渡り合い、劣勢の場面でも笑顔が出るなど、金メダルには届かなかったものの、初めてのオリンピックで「メダルを取りにいくことでなく、自分たちらしい試合を見せることが、これまで支えてくれた人たちへの感謝を示すことにつながる」という思いを確かに遂げた 良くも悪くも藤井・垣岩組らしさの出た試合だった。
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Day 6 in London : First Olympic medal for Japan secured
ロンドン五輪バドミントン6日目、女子ダブルス準決勝のコートに藤井瑞希・垣岩令佳組が立ち、失格処分を受けた選手に代わって繰り上がりで決勝トーナメント進出を果たしたカナダペアに、手こずりながらも勝利。オリンピック決勝進出を果たすとともに、バドミントンでは日本初のメダルを確定させた
Day 5 in London : Japanese women reach Semifinals in Olympic once again
ロンドン五輪バドミントン5日目、決勝トーナメントがスタートし、男子ダブルスを除く4種目の1回戦が行われた ダブルスは、一次リーグを突破した各グループ上位2ペアずつ、計8ペアが金、銀、銅の3つのメダルを争う。日本ダブルス陣で唯一、勝ち進んだ藤井瑞希・垣岩令佳組は、長身から繰り出す強力な攻撃が武器のクリスティナ・ペダーセン/カミラ・リタ・ユール組(デンマーク)との第1ゲーム、一進一退の接戦を展開する。後半抜け出し先にゲームポイントを握るが、20-20と追い付かれてしまう。それでも気持ちが引いてしまうことはなく、そこから2連続得点でこのゲームを奪うと、第2ゲームは勢いに乗って試合の流れを掌握。点差をどんどん広げていき、21-10の大差で過去1勝3敗と負け越していた難敵を攻略した
Day 4 in London : Chinese pair’s unexpected loss causes trouble
ロンドン五輪バドミントン一次リーグ4日目(最終日)、決勝トーナメント進出を狙った日本の女子ダブルス2ペアの明暗が分かれた
Day 2 in London : FUJII/KAKIIWA gets one step closer to Quarterfinals
ロンドン五輪バドミントン一次リーグ2日目、女子ダブルスの藤井瑞希・垣岩令佳組が2勝目を挙げ、決勝トーナメント(準々決勝)進出にあと一歩と迫った 初日から2日連続の試合となった藤井・垣岩組は、シンガポールのエースペア、シンタ・ムリア・サリ/ヤオ・レイ組と対戦。オリンピックレース終了時点の世界ランクには開きがあるものの、直接対決では過去2勝1敗とそれほど差のない相手で、この日も、シンガポールペアが第1ゲームを、藤井・垣岩組が第2ゲームをそれぞれ取り合いファイナルゲームに突入した。ファイナルでも一進一退の攻防が続いたが、1時間20分を超す熱戦を最後に制したのは、前日、オリンピック初戦に勝利して自信をつけた藤井・垣岩組だった