台湾オープングランプリ(GP)ゴールド準々決勝、女子ダブルスの脇田侑・江藤理恵組が元世界ランク1位、今大会第1シードのウォン・ペイティ/チン・エーフェイ組(マレーシア)をストレートで下し、ベスト4に入った 第1ゲーム、5-11と大きくリードされて折り返すが、その後、着実に点差を縮め19点で追いつく。いったんは19-20とゲームポイントを握られるも再び並び返すと、一気に22-20として逆転でこのゲームを取った。第2ゲームも一進一退の展開ながら、主導権は脇田・江藤組にあり、21-18で世界6位の格上ペアを退けた あすは、決勝進出を掛けて韓国のイ・キュンウォン/ヨー・ヒュンヨン組と対戦する 脇田・江藤組は、7月に3週連続で参戦したマレーシア、カナダ、米国のグランプリ(GP)でベスト8、ベスト4、準優勝と結果を残し、現在、世界ランクを16位にまで上げている
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Step by Step
USオープングランプリ(GP)ゴールド最終日、参加した日本選手の中で唯一勝ち残った女子ダブルス、脇田侑・江藤理恵組(世界ランク26位)が、初のGP決勝戦に臨んだ 対戦相手は、前週のカナダGP準決勝で1―2(21-19,17-21,16-21)と惜敗した台湾のチェン・ウェンシン/チェン・ユーチン組(世界4位)。第1ゲームは8-21と大差で落とすが、第2ゲームは終盤まで追いつ追われつの緊迫した展開。19-20と先にマッチポイントを握られるも、いったん20-20に追いつく。ただそこから2連続ポイントを奪われ20-22で敗れた。データからは、スマッシュによる得点力の差が見て取れる 日本リーグ初のクラブチーム、トリッキーパンダース(Tri-Pan)に所属する脇田・江藤組は、ジョホールバルで開催されたマレーシアオープンGPゴールドを皮切りに、カナダ、米国と3週連続の国際大会出場で、それぞれベスト8、ベスト4、準優勝という好成績を残した。また、各大会で敗れた相手がいずれも優勝を遂げている この結果を受け世界ランクの上昇が期待される。ただ同組は、日本バドミントン協会の規定により、1つの大会でより多くのポイントを稼げる、ジャパンオープンを含むスーパーシリーズ(SS)12戦への参加が認められておらず、今後もGPへの参戦を繰り返して地道にポイントを積み重ねていくことになりそうだ
No Japanese reaches Semifinals
マレーシアグランプリ(GP)ゴールド準々決勝。日本選手が出場する3試合はすべて同じ時間帯のスケジュールが組まれ、ほぼ同時進行で行われた。このうち混合ダブルスの池田信太郎・潮田玲子組は、前日の試合中の潮田選手の足の負傷が心配されたが、何とか出場を果たす。ただ潮田選手は試合前、「どこまでできるか分かりませんが」と話していた
1+2pairs remain in Malaysia GP Gold
ジョホールバルで開催中のマレーシアグランプリ(GP)ゴールド。本戦2日目を終えて日本選手でベスト8入りを果たしたのは、女子シングルスの松友美佐紀選手、女子ダブルスの脇田侑・江藤理恵組、混合ダブルスの池田信太郎・潮田玲子組の合わせて3組。男子のシングルスとダブルスはすべて敗退した ただ、勝ち残り組の中で気になるのが潮田選手。第1ゲームを先取し、第2ゲームも18-13とリードしたところで突然、足の痛みを訴えた。足を引きずりながらそのまま試合を続け、ストレート勝ち(21-18,21-16)を収めたものの、表情からはかなりの痛みがうかがえ、あすの試合への出場の可否も含め、影響が懸念される