スーパーシリーズ(SS)ファイナル3日目、全員が敗れた前日から一転、一次リーグ最終日のこの日は各種目で日本選手の活躍が目立った
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Qualified Top8s players in SuperSeries Finals revealed
来月14~18日に中国・柳州で開催されるスーパーシリーズ(SS)ファイナルへの出場資格を得た選手が明らかになった 世界バドミントン連盟(BWF)が、前週終了したチャイナオープンSSプレミアの結果を反映して28日に発表したSSランキング(※)で、各種目上位8番目までの選手が出場できる。ただ1カ国・地域に付与される出場枠は2つに制限されているため、同国・地域の選手が3人/組以上、SSランク8位以内に入った場合、上位2人/組以外の選手は対象から外れる (※SSランキングは通常の世界ランキングとは異なり、SSプレミアとSS、合わせて12大会で得たポイントのみで算定される) 日本選手は、男子シングルス2人、女子シングルス1人、男子ダブルス1組、女子ダブルス2組、混合ダブルス1組が出場権獲得。負傷などによる辞退がなければ、そのまま確定する
Sho grabs the 2nd title of GP Gold
USオープンGPゴールド決勝、今大会、1ゲームも落とさず勝ち上がってきた男子シングルスの佐々木翔選手が、世界ランク上位のベトナム、グエン・ティエンミン選手をストレート(21-17,21-18)で下し優勝した 佐々木選手は、かつて鬼門でもあった難敵、グエン選手を相手に、第1ゲームは序盤からリードを保ち、14-14でいったん追いつかれるも、決して追い抜かれることなく21-17で先取。第2ゲームに入ると、グエン選手が応戦し、追いつ追われつの緊迫した攻防となる。しかし15-16とリードされた場面から佐々木選手が4連続得点で抜け出し、最後は21-18で締めた これで佐々木選手は、4月のオーストラリアオープンに次いでGPゴールド2勝目。優勝者に与えられるランキングポイント7,000点を得て、世界バドミントン連盟(BWF)が来週木曜日に発表する最新の世界ランキングでは、現在の15位から確実に順位を上げてくる
End of 1st Premier for Japan
韓国オープンSSプレミア、日本のシングルス2人、ダブルス1組がベスト4入りをかけて準々決勝を戦ったが、すべて敗れた 女子ダブルスの末綱聡子・前田美順組は、中国のドゥ・ジン/パン・パン組と対戦した。ドゥ選手は、現在は別のペアで競い合うユー・ヤン選手と組んで北京五輪で金メダルを獲得した。強豪そろいの中国女子選手の中にあってムラがあると指摘されるが、要所はしっかりとおさえてくる実力者。世界ランク2位の前田・末綱組は第1ゲームを接戦の末、21-19で取り先行するも、第2、第3ゲームを15-21,17-21で連取され敗退した 男子シングルスの田児賢一選手の相手は、1時間半の熱戦を繰り広げた前日のチェン・ロン戦に続き、同じ中国のドゥ・ペンユ選手 世界バドミントン連盟(BWF)のデータベースによると、過去の対戦成績は1勝1敗。最も新しいところでは、昨年のスイスオープンSS2回戦でぶつかり、ドゥ選手がストレート勝ちを収めていた 試合では、田児選手が放つショットがバックラインを越えアウトとなるミスなどが続き、流れをつくれぬまま17-21,11-21とストレート負けした 女子シングルスの佐藤冴香選手(世界28位)は、同い歳のポーンティップ・ブラナプラサーツク選手(タイ、世界24位)とぶつかった。第1ゲームを12-21で落とした後、第2ゲームは21-17で奪い返すが、ファイナルゲームでは6-21と一方的なスコアで敗れた 続けて行われた田児、佐藤両選手の試合を見守った舛田圭太コーチはBadPaLに対し、
Revenge of Sayaka and Tago
韓国オープンSSプレミア2回戦、女子シングルスの佐藤冴香選手と男子シングルスの田児賢一選手が、それぞれ世界ランク上位のサイナ・ネワル選手(インド、世界5位)とチェン・ロン選手(中国、世界3位)へのリベンジを果たした 佐藤選手(世界28位)は、世界ジュニア選手権(2008年)とインドネシアオープンSS(2010年)で決勝に進出。優勝まであと一歩のところで、いずれもネワル選手に苦杯をなめさせられてきた きょうの試合では、第1ゲームを17-21で落としたものの、続く第2、第3ゲームを23-21,21-16で取り、逆転で勝利した。あすの準々決勝は、佐藤選手と同じ19歳、タイのポーンティック・ブラナプラサーック選手(世界24位)と対戦する 田児選手(世界12位)は、チェン選手と世界ジュニア選手権決勝(2007年)、デンマークオープンSS2回戦(2009年)で対戦し、いずれも敗れていた 今回は第1ゲーム、先にゲームポイントを奪うも追いつかれて逆転を許す嫌な滑り出し(20-22)となったが、第2ゲームの競り合いを23-21で制すと、ファイナルゲームは完全に主導権を握り、一度もリードを許すことなく21-16で勝利。マレーシアオープンSSに続く、2週連続のベスト8入りを果たした あすは、中国のドゥ・ペンユ選手(世界11位)と準決勝進出をかけてぶつかる