男子ダブルスは27日、一次リーグを終え、遠藤大由・渡辺勇大を含むシード4ペアが各グループを1位で通過した ~photo courtesy of BadmintonPhoto
第4シードの遠藤・渡辺は今回、世界ランキングの差以上に過去の対戦成績が拮抗するヨーロッパのベテラン2ペア、 アナース・スカールプ・ラスムセン/キム・アストルプ・ソレンセン(遠藤・渡辺の2勝2敗)、ウラジミール・イワノフ/イワン・ソゾノフ(同1勝2敗)と共にグループBに入った。星の取りこぼしもあり得る厳しい戦いになることが予想されたが、終わってみればすべてストレート勝ち。盤石の強さを見せ、準々決勝進出を決めた
園田啓悟・嘉村健士は最初の2試合に勝った後、27日、グループC1位通過をかけ、第3シードのリュウ・ユーチェン/リ・ジュンフェイとの全勝対決に挑んだ。しかし、過去3勝7敗と負け越している難敵に力及ばずストレートで敗れ、2位で決勝トーナメントに進んだ
一方、グループAでは、第1シードのマルクス・フェルナルディ・ギデオン/ケビン・サンジャヤ・スカムルジョがワン・チリン/リー・ヤンに敗れ、3ペアが2勝1敗で並ぶ混戦となったが、獲得ゲーム数で一次リーグ敗退を免れた
一次リーグ全日程終了後に行われた組み合わせ抽選で決まった8ペアによる決勝トーナメント(準々決勝)の組み合わせは以下の通り
◆男子ダブルス準々決勝組み合わせ
①【グループA1位】マルクス・フェルナルディ・ギデオン/ケビン・サンジャヤ・スカムルジョ (インドネシア、第1シード)対【グループD2位】アーロン・チア/ソー・ウーイイク(マレーシア)
②【グループC1位】リュウ・ユーチェン/リ・ジュンフェイ(中国、第3シード)対【グループB2位】アナース・スカールプ・ラスムセン/キム・アストルプ・ソレンセン(デンマーク)
③【グループB1位】遠藤大由・渡辺勇大(日本、第4シード)対【グループA2位】ワン・チリン/リー・ヤン(台湾)
④【グループD1位】ヘンドラ・セティアワン/モハンマド・アーサン(インドネシア、第2シード)対【グループC2位】園田啓悟・嘉村健士(日本)
―――――――――――――――
◆男子ダブルスの一次リーグ最終結果
〈グループA〉
【1位】マルクス・フェルナルディ・ギデオン/ケビン・サンジャヤ・スカムルジョ(インドネシア、第1シード※2勝1敗)【2位】ワン・チリン/リー・ヤン(台湾※2勝1敗)【3位 】シラグ・シェッティ/サトウィクサイラジ・ランキレディ(インド※2勝1敗=一次リーグ敗退)【4位 】ショーン・ベンディ/ベン・レーン(イギリス※3敗=一次リーグ敗退)
〈グループB〉
【1位】遠藤大由・渡辺勇大(日本、第4シード※3勝) 【2位】アナース・スカールプ・ラスムセン/キム・アストルプ・ソレンセン(デンマーク※2勝1敗) 【3位 】ウラジミール・イワノフ/イワン・ソゾノフ(ROC=ロシア五輪委※1勝2敗=一次リーグ敗退)【4位 】アヌオルワポ・ジュウォン・オペヨリ/ゴッドウィン・オロファ(ナイジェリア※3敗=一次リーグ敗退)
〈グループC〉
【1位】リュウ・ユーチェン/リ・ジュンフェイ(中国、第3シード※3勝)【2位】園田啓悟・嘉村健士(日本※2勝1敗)【3位 】マーク・ラムスフス/マルビン・シーデル(ドイツ※1勝2敗=一次リーグ敗退)【4位 】フィリップ・チュウ/ライヤン・チュウ (USA※3敗=一次リーグ敗退)
〈グループD〉
【1位】ヘンドラ・セティアワン/モハンマド・アーサン(インドネシア、第2シード※3勝)【2位】アーロン・チア/ソー・ウーイイク(マレーシア※2勝1敗)【3位 】チェ・ソルギュ/ソ・スンジェ(韓国※1勝3敗=一次リーグ敗退) 【4位 】ニル・ヤクラ/ジェイソン・アンソニー・ホーシュエ(カナダ※3敗=一次リーグ敗退)