【WS】 No China’s dominance : Let the best woman of the week win

Ws Thai1

Ratchanok INTANON of Thailand @archives

【リオ五輪展望4】 今回、金メダルの行方を予想するのが最も難しいのが女子シングルス。前回までの中国優勢から一転、少なくとも6つの国・地域のエースに勝機はある。五輪レース終了時点では、最終盤のスーパーシリーズ(SS)アジア3連戦で3週連続優勝の偉業を達成したタイのラッチャノク・インタノン選手が一歩リードした

しかしそれから約3カ月、どのような準備を行ってきたかを踏まえ、大会期間中にベストのパフォーマンスを発揮できた者が、4年に一度の栄冠を手にすることになる

中国最強がうたわれるバドミントン界において、女子シングルスは特にその傾向が顕著で、2000年シドニーから12年ロンドンまでの過去4大会、金と銅(シドニー、アテネ)、あるいは金と銀(北京、ロンドン)といった具合に、中国選手が常に表彰台の2席を占有してきた

WS Spain

Carolina MARIN of Spain @archives

しかし今回は、五輪レース期間中のSS12戦を見ても、タイのラッチャノク・インタノン選手(21)が4勝でトップ。次がスペインのカロリナ・マリン選手(23)の3勝で、中国が勝てたのはリ・シュエリ選手(25)の2勝のみ。これに日本の奥原希望選手(21)が肩を並べている。残る1勝は韓国ソン・ジヒョン選手(25)と、異なる国の5人が優勝し、勝者は分散した。さらに、メジャー大会に位置づけられる世界選手権とSSファイナルでもそれぞれマリン選手と奥原選手が勝ち、中国勢を抑え込んだ

中国以外の選手でもう1人、忘れてならないのがタイ・ツーイン(22)。型にはまらない独自のプレースタイルをもつ台湾のエースは、レース期間中のSS優勝こそなかったが、厳しいトレーニングと食事療法で体を絞りスタミナをつけた結果、レース終了後、6月に行われたインドネシアオープンSSプレミアで奥原選手と中国のトップ3人を連破して優勝。続く7月の台北オープングランプリ(GP)ゴールドにも勝って、勢いに乗っている

では、リオ五輪で中国勢はもはや恐るるに足らずか、というとそうではない。中国チームはこれまで同様、五輪前に国内で約40日に及ぶ集中的な強化合宿を実施し、ここで弱点の克服と強化、ライバル選手の対策などに徹底的に取り組んだ。むしろ、リオには、レギュラーシーズン以上に仕上がった状態で乗り込んできていると考えるべきで、警戒は怠れない

WS Jpn

Nozomi OKUHARA and Akane YAMAGUCHI of Japan @archives

日本からは奥原希望、山口茜(19)の若い2人が、ともにシード選手として初めての五輪に挑む。シニアの国際大会で先に頭角を現したのは山口選手。2013年、ケガで戦線離脱した奥原選手を尻目に、日本人初のジャパンオープンSS制覇。14年には世界の上位8人しか出られないその年を締めくくる大会SSファイナルに滑り込みで初出場を果たすや、いきなりベスト4に入り、世界にその名を知らしめた

しかし15年以降は、ライバルのマークがきつくなるなど勝てなくなってきた山口選手に代わり、ケガから復帰の奥原選手が躍進。ジャパンオープンで初めてSSのタイトルをつかみ実績で山口選手に並ぶと、12月のSSファイナル、16年3月の全英オープンSSプレミアと、メジャーな大会で優勝を重ね世界トップの一角に割り込み、エースとしての立場を名実ともに逆転させた

ただ、ともに若く、世界のトップに挑戦できる真の実力を持つ数少ない日本人同士であることを認識しているためか、互いをけん制し合うギスギスした関係ではない。むしろ2人の間には、切磋琢磨しながら高め合っていこうとする共闘姿勢が見受けられる

リオでは、奥原選手が日本の期待とプレッシャーを一身に背負い、この種目、日本初のメダル獲得に挑戦する。一方、山口選手はスポットライトの外、自由な立ち位置に身を置き、マイペースで番狂わせの機会をうかがう

◆女子シングルスの日程(※日本選手の試合)

【11日】 一次リーグ1日目

〈日本選手試合なし〉

【12日】 一次リーグ2日目

奥原希望(第6シード)対ヴ・ティチャン(ベトナム)

山口茜(第10シード)対クリスティナ・ガブンホルト(チェコ)

【13日】 一次リーグ3日目

〈日本選手試合なし〉

【14日】 一次リーグ4日目

山口茜(第10シード)対ティー・ジンイ(マレーシア)

奥原希望(第6シード)対リンダウェニ・ファネトリ(インドネシア)

【15日】 決勝トーナメント1回戦(ラウンド16)

【16日】 準々決勝

【17日】 〈試合なし〉

【18日】 準決勝

【19日】 決勝/3位決定戦(金、銀、銅メダル確定)・表彰式

Advertisements

No comments yet... Be the first to leave a reply!

Leave a Reply

Fill in your details below or click an icon to log in:

WordPress.com Logo

You are commenting using your WordPress.com account. Log Out /  Change )

Google+ photo

You are commenting using your Google+ account. Log Out /  Change )

Twitter picture

You are commenting using your Twitter account. Log Out /  Change )

Facebook photo

You are commenting using your Facebook account. Log Out /  Change )

Connecting to %s

%d bloggers like this: